旅立ちの日に。 | ~駿祐のぐるぐるthinking~

旅立ちの日に。

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先に、これだけは知っておいてほしい、ってことだけ書きます。

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出発は明日、3日の15時に大阪南港、コスモスクエア駅近くの国際フェリーターミナルから出港します。良かったら、見送りに来てください。笑



以下、本編


まいど、このブログで記事を書くのもこれでしばらくお休みとなります、駿祐です。

めっちゃ長くなるだろうし、自己満足ですが、この記事にコメントしてほしいなーて思います。最後のお願いですw なので、良かったらコメントお願いします^^*

自己満足ですが、心を込めて書きますので。

1.地球横断を思い立った経緯
2.これまでの活動
3.感謝のキモチ

サザエさんみたいですね。笑







1.地球横断を思い立った経緯

さて。


明日から、いよいよ地球横断の旅が幕を開ける。



そういえば、地球横断を思い立ったのは、誕生日も間近に迫った11月末。その経緯を、書こうかなと。


就職活動も始まっていたのに、ボクは一切やる気が出なかった。働きたくないという訳ではなく、ただ、今はそれよりも大切な事があるんじゃないかなーとずっと思っていた。

一応、キャリアセンターにも行った。10月末くらいに。

『どうしたら、国際協力の仕事に就けますか?』って。

そしたら

『国連かJICAかNGO/NPOですね。総合政策学部の先生には国連での経験がある人も多いから、参考に聞いてみてください。』

メーカーだコンサルだ商社だって言えば、本当にたくさんの選択肢があるんだと思う。でも、国際協力って言うと、学校も情報無いんだろうなーって感じた。国際協力って言葉自体が漠然としすぎてて、釈然としないんもあるんやけど。

そもそも、こういうことを聞くこと自体が間違っているよなぁ、って思って、じゃあ自分で情報を得ようと思って動いてみたけど、まぁ、無かったんよね。協力隊やJICA職員、国連職員、社会起業家と呼ばれる方のブログやレポートはあるにしても、全部バラバラだから、全部を毎日見るには、ちとしんどい。
でも、ボクもそうだし、やっぱり国際協力という仕事に関心がある若い人はたくさんいるんよね。国際協力を謳う学生団体やNGO/NPOが増えてきているのも事実。でも、そんな若い人達が職業として選ぶかというと、ほとんどが違った。

大学に入った時から感じていた、国際協力を謳う学生たちへの違和感。3年目にして、やっと認識した。

そっか、国際協力って学生活動を彩るピースでしかないんや。って。国際協力を進路に取る若者は、本当のマイノリティなんや。って。

でも、やっぱり世界にはたくさんニーズが溢れているし、それを受け取る人も不足している。どこかで、手を取り一緒に歩んでいける瞬間を待っている人がいる。

私見だけど、国際協力は学生生活を彩るための活動じゃないと思う。あくまで、「社会を変える」ために活動しているはず。実際に国際協力に関心のある若者は多いのだから、世界にニーズが溢れている以上、そのような人材を輩出することは日本の使命だと思う。

でも、情報が余りにも不足しているんちゃうやろか。仕事として選ぼうにもロールモデルが圧倒的に少ない。そして、どのような国がどのような情勢なのか、何を求めているのか、それが分かる情報も少ない。

ほんなら、その情報を集めたデータベースを作る必要性があるんちゃうかと。それがあれば、進路を考えるに当たって一つの判断基準にできる。ぼくだって知りたい世界や人、関わり方がたくさんある。

「実際に見て感じたままを伝えよう。」
「そこに生きる人々の生の声を聞こう。」
「その社会を変えようとしている人たちに話を聞きに行こう。」

一人でも多くの若者に世界で「社会を変える」を仕事にし、活躍している社会の実現のために、情報を発信していこうと。

それで、少しでもこれから世界で活躍したいと思っている若者たちの第一歩を押してあげることができたらなーと。思ったんです。




2.これまでの活動

よしゃーほんなら、とりあえず渡航費を稼がねば。と。

なるんですよ。貧乏学生ですし。マクドの時給、880円ですよ、奥様。

最初は、1年がっつり働いて、1年がっつり地球を巡ろうと思った。なんだかんだ言って、自己満足を満たす旅だから、自分でお金を何とかするのが、筋というもんやろうって。

ただ、時給880円だと、100万円稼ぐのに、1137時間も働かなくちゃいけないわけですよ。


よくよく考えてみると、1年って短い。これまでに何万人という人が世界一周をしてはるけども、どうも1年は短すぎるみたいで。

2年休学できるなら、できるだけ長く回りたい。そう思った。

でも、お金が無い。

んーどうしよう。。。

そんな時に、協賛っていう手段を知った。有名な「はぁちゅう」さんや、先輩の「ロハスパッカーズ」。協賛という形で、旅をされていた。よくよく話を聞いてみると、社会的価値とやらがどうも評価されるようで。

自分の想いや、伝えたいことってそういう価値にならないんだろうか。と。でも、僕が求めている情報って、たくさんの人に価値があるよね?と思い始めた。そんな想いを語ってみた。

そしたら、いろんな人が賛同してくれはった。そういうのがあれば、本当に参考にしたいって。

企画書を作ってみた。いろんな人の企画書を参考にしながら。

もう、この時には協賛金を募って、それで旅しようといつの間にかなっていた。心が決めた。

このプロジェクトは、本当に価値があるんだと。


それからはテレアポの日々。電話をかけては断られ、たまにメールアドレスを教えてもらえて、ほんの一握りの企業だけ、直接会って、お話させていただけた。

バイト代はほとんどが携帯の電話代と東京への営業代に消えた。

初めてのテレアポ。初めての営業。初めてのプレゼン。

慣れないスーツ、慣れない革靴、慣れない東京。

敬語も使えない、礼儀作法もないボクは、本当に失礼なバカだったんだと思う。それでも、会ってくださる方はみな優しくて、時に厳しい声をかけてくれはって、めげそうになったけど、楽しくやれた。

2ヶ月ほど協賛活動を行った結果、3社から協賛をいただくことができました。

個人協賛も、本当にたくさんの額をいただくことができました。

本当に、ありがとうございました。



3.感謝のキモチ

今回、ウェブサイトを作成することになりました。最初はブログをできるだけカスタマイズしようと思っていたんですけど、やっぱりウェブサイトにした方が分かりやすいなーと思って。

でも、プログラミングも素人に毛が生えたレベルのボクでは、どうしようもない。どうしよう。どうしよう。って。

そんな時に、Paul(ゼミの教授)に言われた。

「ゼミのプロジェクトでやれば良いじゃん(これ、英語でね)」と。

そしたら、本当にウェブサイトができちゃいました。

これがそのウェブサイト URL:http://www.shunsukey.net/

ドメインもサーバー代も、Paulが払ってくれた。


旅を思い立ってから、約5ヶ月。

「世界を回って、話を聞いて、情報を発信したい」

ただ、それだけを語り、それだけを求めてきた。

この企画に本当に意味があると思って、価値があると思って。人生を懸けるだけのものだと信じた。

この感情は、恋なんやなー。すっごい好きなんです。色々と不安になったのは、ほら、想いを伝える直前の感覚。

素直に、この旅が楽しみで、これからの一年半が待ち遠しくて、過ごす時間がもう素敵に感じて。

恋してる、旅に。


この恋のキューピッドは本当にたくさんいます。

特に、ウェブサイトを作って、プロモーションを考えてくれているPaulゼミのみんな。映像制作を一人で請け負ってくれたりょうへいくん。

全面的なバックアップをしてくれたPaulゼミには、感謝してもしきれません。


本当に、たくさんの方にご迷惑をおかけしました。助けてもらいました。

本当に、ありがとうございます。





最後に。

「まずは夢だけあれば良い」



一人で突っ走っていた想いを、語り続けていた。

気づけば、本当にたくさんの人に応援してもらっていた。

気づけば、本当にたくさんの人に支えてもらっていた。

何度泣いたか分からないし、何度諦めようとしたも分からない。心の奥から「やめたら楽だよ」ってずーっと囁きが聞こえた。

誰にも共有できない、共有したくない、葛藤。

夢を叶えるために、一番の障害は、どこに探しても見つからないんだなーと感じた。

だって、障害となりうるのは、夢を阻もうとする自分自身だもの。

お金だとか、環境だとか、周りがどうだとか、家がどうだとか、関係ない。やりたいって本当に思ったのなら、もう後は簡単。

やるだけだから。

「まずは夢だけあれば良い」



長い文章読んでいただいて、ありがとうございました。

心を込めて。

八木駿祐