お久しぶりですニコニコ


すっかり読み専なブログですが今の気持ちを書き留めて置きたい。



小1秋から完全不登校の息子、この春小学校を卒業しました🌸



昨年1年間は家から一歩も出ず、家の中で興味の赴くまま毎日実験に次ぐ実験。


夜は毎晩天体観測。夏はミニひまわりを育て🌻

毎日が自由研究な1年間を送っていました。



それが2月の中旬から髪を切り(これはバレンタインデー💝のためもある笑)

2月の終わりに急に靴紐の結び方を練習しだし。

翌日にいきなり1人で飛び出していきました。



え??どこいった??1人で??

しかも放課後の子供天国の中??(うちのマンションは1000世帯)

嘘でしょーポーン

正直気が気じゃないゲッソリ



心配をよそに息子は元気に帰ってきましたけどね。

それから毎日毎日1日何度も出ていく。長い時は2時間くらい。



たまに犬のうんこ踏んだwとか、北極星見えた!とか野良猫初めて見た!など嬉しそうに報告してくれたり。


昨日は自転車の車輪?に太陽のスペクトルが見えたらしく色の変化を楽しそうに話してくれましたニコニコ可愛い飛び出すハート



かれこれ1ヶ月ちょい毎日出かけてます。

1度道に迷ってからはスマホ持参でGoogleマップを使って散策してるみたいです。



とまぁ久しぶりの外界を1人冒険中の息子ですが、元気ハツラツなだけの春ではありませんでした。


息子は小学校の卒業式に出ようと頑張ってたんですね。

息子なりの挑戦だったんでしょう。


卒業式の日取りは自分で小学校のホームページで調べていました。



3月に入ってからは毎朝私服のまま登校時間に外に行き。

制服にランドセル姿の子供達を見て何を思っていたんだろう。。



次第に追い詰められたように悩み苦しみだす姿が1日何度か見られるようになり。


苦しそうに唸りながらソファを叩く息子を見るたび胸が締め付けられました。




実は2月の末に実父の大病が発覚しまして。

いきなり大腸がんのステージ4。肺転移、肝転移あり。。



生涯自分をここまで無条件に溺愛してくれる人は絶対にいないと確信できるほど

父は子供の私を可愛がり愛でて育ててくれました。

そんな最愛の父が??嘘でしょう?



仕事柄、同じステージの患者さんと日常的に接しているだけにリアルにこれからの闘病生活が想像できてしまう。



豪快で繊細で人間にも動物にも懐かれる特異体質な父。

昔から友達にも大人気。病気知らずの丈夫な父が。



私の心はどんどん潰れてしまって

うまく息が吸えなくて油断すると涙がこぼれる。仕事中は必死で耐える。



家に帰ると息子が苦しんでる。



胸が潰されそうってこういうことをいうんだなと思いました。息が吸えない。




そんな中、20年来の推しのライブがあったんです。気分を変えよう、思い切り楽しもう!と臨んだライブ。


それがライブが始まった瞬間、推しの顔を見た瞬間

涙が滝のように流れて止まらない。



親になる前、結婚する前、看護師にもなる前からの推しなので

ある意味何者でもないまっさらな子供の自分に戻れたのかもしれません。



あとからあとから流れて

なんと1時間半泣き続けました。滝涙。



心の中で弱音と後悔と謝罪と怒りと全部叫びながら、涙を拭いもせずひたすら泣きました。


周りは誰も私に気付かない。

暗い空間。大音量。

全部の感情を開放できる空間が本当にありがたかった。



あんなに泣いたのは人生初。多分これからもあれだけ泣くことはないんじゃないかな。




そしてゆるゆるに緩んだ私は

職場でも泣き。

不登校の先輩に息子の頑張る姿を話していたら


「1番辛いのは本人やけど親も本当にしんどいよね。そんな中でいつも明るく元気に働いてくれてありがとう。」と一緒に泣いてくれさらに涙。



昨日の職場の送別会では15年お世話になった退職される恩師が


「ほんまにしんどいなかよう頑張ってきたね。〇〇君なら大丈夫!〇〇ちゃんがお母さんなんやもん。絶対大丈夫!」と泣きながら抱きしめて下さり道端で大号泣。



大病を繰り返しそんな中で人一倍頑張ってきた大先輩に

「生きててくれたらそれでいいよね」と泣きながら言われ。

本当にそうでしかなくて。



一生分泣いた3月でした。



また元気になってきた息子は

前のように穏やかに優しい顔つきになり

春の陽気の中、自分なりの挑戦?冒険を続けています。




もうこの子は大丈夫だなぁ。

自分で考えて、自分で葛藤して自分で乗り越えて。自分でもがきながら自分の人生を生きている。


6歳で死ねる道具ないんと泣いたあの日から

沢山悩んで頑張って生きてきたね。




私にできることは毎日抱きしめて大好きだよって伝えることくらい。


私の背丈を追い越しつつある思春期息子をつかまえて

「ママの大事な宝物さん」ってなでなでさせてくれる。



いつまでさせてくれるかな?

いつまでそばにいられるかな?



きっと永遠ではないこの時間を

いつか宝物になるだろうこの時間を

大切に今日も過ごそう。