人は、過去してきたこと、起きたことの範囲で現在の自分の枠を決めがちです。

だから自分に変化が訪れたとき、不安になり、どうしていいのかわからず途方に暮れたり、不安を超えられずにその枠におさまったまま生きようとする人が多いです。

また、不安に耐えられず怒り出す人もいれば、何とか枠にはまっている自分を正当化しようと理論立てたりします。

本人がそれでいいならよいのでしょうが、そういう人たちでも「今よりよくなりたい」と実は思っていたりします。だからやっかい

過去してきたこと、起きたことというのは、最上の自分へ変化するための何かを学びとるための経験であり、築いていたもの、とは違うとわたしは思っています。

築いてきたもの、と思ってしまうと、そこに固執し、それ以上の自分は望めません。

過去から学ぶからこそ、それ以上の、最上の自己実現へと向かうことができると思います。

自分の本質に気づいてくると、周りと考え方が変わったり、付き合う人が変わったり、またそれを理解されないこともあるので、一種の孤独感を感じたり、不安になりますが（わたしもそうでした）、そのひとつひとつの出来事でなく、全体を見ると、概ねよい変化の一部です。

木ではなくて森を見るのです。

自分の世界が変化していくこと、また、枠にはまっていた自分に気づくこと、こうしたことを正面から見て、そんな自分を許し、認めてあげること。

本来の自分らしくいくなら、そこで止まってしまってはもったいないと思うのです

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◇自分が築いてきたもの・・・・？