※リンクを張っていあるのは、本の画像を取得するためです。

 

この本は私が大好きな十二国記の待望の長編小説です。

このイラストがたまりません。少しもの悲しさがあるような色使いが私にはとても好きです。

 

この本の前の巻では、驍宗が死んだことになっていたということになります。

 

※ネタバレがあります。

 

しかし、実際には死んでいたのは別の人間だった。

ということが判明します。

では、李斎たちからすればこれはこれでまた難題です。

 

驍宗はどこにいるのか。

 

一方で首都では泰麒が州国府に入るのですが、周りにいた人物が病んでしまう。

そして、接触すらできなくなってしまう。そして再度、簒奪者の阿選の王宮に忍び

混みます。それで、一部のことは判明するわけですが、それでも国難はなかなか

解決しない。そんな時に

 

阿選が泰麒の前に現れます。

 

驍宗やほかの主要人物の動きや前の巻で出てきた人物がなぜそのようにふるまったのか

がしっかりと見えてきます。

 

おすすめは十二国記のファンならだれでも楽しめます。この巻からは伏線の回収が

始まりますので、その記述も読みどころです。