仏像探訪、最初に選んだのは三十三間堂でした。
修学旅行などで一度は必ず行っているハズなのに、一切の記憶がない。千体の千手観音が拝めるなんて、今なら生唾ものなんですけどね。
実物大?の千手観音と、大きな千手観音。あとは国宝の二十八部衆が静かにたたずんでいらっしゃいました。
千体にも及ぶ千手観音はどれも同じのようで、よく見ればそれぞれに個性も。円派、院派、慶派、それぞれに特徴があって面白い。
中でも湛慶作が好み。
慶派の仏像は無骨な骨組みと、洗練された仕事とが組み合わさったダイナミックで繊細な作り。
そんな中でも湛慶仏は作り手側なのか仏様になのか、人の匂いがするんです。
運慶仏のような一分の隙もないものではなく、完璧でないトコからみえる表情のようなものが温かくて。
仏様をみてこんな楽しみ方ができるとは、小学生の自分では気づくまいなぁ。
