今年の夏、生まれてはじめて江ノ島を訪れました。

あまりにも有名な神奈川海岸線の観光地という雰囲気から敬遠していたところがありますが、

一生のうち一度は自分の目で見てもよいかな~という思いで立ち寄りました。


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神社への参道は、やや坂道となっていて、境内の入口にはこのような門がそびえています。


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神社は、それほど大きいものではありませんが、張り出した屋根とそれを支える肘木などの組物が美しいバランスを持っていると感じました。

朱色の願掛け絵馬がびっしりと掛かっています。

江ノ島の歴史については詳しくないですが、江島神社への参道を中心に観光業が発達している地域だと感じました。

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神社の参道、中ほどにある和菓子屋さん「井上商店」で江ノ島名物「貝最中」を購入。

貝の形をかたどった最中につぶあん、こしあん、白あんの3種類のあんが入ったもので、

大きさも一口サイズ。

かわいいので食べてしまうのが少しもったいない・・・。

でも、しっかりいただきました(笑)

先月の中旬、神奈川で日本蕎麦をいただけるお店に伺いました。

このお店は、産地にこだわった蕎麦を石臼で挽き、自家製粉、手打ちで出してくれます。


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お店は、日本の蔵をディフォルメしたような外観です。

右側が駐車場。


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木をふんだんに用い落ち着いた店内。

断面のある無垢材が店内家具にも使用されている。


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こちらが、せいろ1人前。

一番シンプルだが、挽きたて、打ちたての香りとコシを楽しむにはこれが一番。

やや濃い目のつゆに蕎麦の風味を妨げない程度に少しだけ蕎麦をつけいただく。

本日の「一枚目」は、新潟県黒姫産の蕎麦。

「一枚目」というのは、このお店の特徴としてせいろの「二枚目」に違う産地の蕎麦を出してくれることを前提とした「一枚目」です。

というわけで、せいろを追加(笑)

この日の「二枚目」は、長野県妙高高原産の蕎麦粉を用いたもの。

つややかで、やや透明感のある蕎麦は、産地によって色や味、香りも異なる。

黒姫産の蕎麦は、味香りともにインパクトがあるが、やや荒削りな感のある風味。

「一枚目」として食べるには、蕎麦の美味しさを堪能できる力強さを感じます。

「二枚目」の妙高高原産の蕎麦は、黒姫産ほどのインパクトは無いにしろ、非常に繊細な風味を持っており、なめらかな舌触りと喉ごしを感じます。

時期によって異なる産地の蕎麦を堪能できるようです。


この日は、開店したばかりの11時半ほどにお店を訪れました。

蕎麦は、平日で1日40~50食程度、土日で60~70食程度しか用意しないとのことです。

お店は、横浜から江ノ島方面へ向かうルート上にあります

心当たりのある方は、どうぞ訪れてみてください。

坊の上 なむいち
横浜市泉区下飯田町761-1
TEL 045-801-2942
営業時間11:00-15:00  休み:月曜日、第2、第3火曜日

ルイ・ヴィトン六本木ヒルズのファサード。
ショップデザインは、建築家、青木淳。
面する歩道からは、一目でLVのショップだと分かり、遠めにショップ内の人の気配、LVの雰囲気が伝わる。
近づくとガラスを通してモチーフのモノグラムによって構成される「膜」のディティールが見える。
人をショップ内に導くアイコンとしてショップのファサードが機能している好例(・・・かな?)。
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■ LV Roppongi Hills ■
ブランド物には全く興味がないが、ショップデザインには興味津々(笑)
新しいショップはあの手この手で新しいデザインを提案し、発信し続ける。
こういう試みを見ることは、良い意味で刺激になるなぁ。
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久しぶりに埼玉の長瀞を訪れた。以前は一人乗りのカヌーをしたりして楽しんだが、さすがに9月は水が冷たい。写真は天然記念物の岩畳からの風景。
長瀞といえばかき氷で有名な阿佐美冷蔵の蔵元。
屋台のかき氷とは別の次元の和菓子を堪能してきます。

しばらくブログの更新もサボり気味でした・・・。

その間に定期購読は2冊も届いてました。

まだ、パラパラとしか内容に目を通していないですがご紹介です。


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BURUTUS Casa 2006年09月号のテーマは「日本建築、デザインの基礎知識。」

「知らないと恥ずかしい!」というサブタイトルは我々日本人に対する警笛なのか、それともデザイナーに対するものか曖昧ですが、知っていて損はない内容です。

日本建築のルーツとなる神社仏閣の建築様式が大陸から伝来する歴史や、現在の建築様式が確立されるまでの流れが、宗教的、社会的背景などを踏まえ、わかりやすく写真付きで解説されています。

尤も、建築を専門で学んだ方は、その学習過程で必ず通る道ですが、結構忘れていることも多いものです。

昔を思い出しながら、復習してみてください(笑)


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また、建築様式に同じく、庭園の文化も独自の歴史を重ね、現代まで熟成され、そしてさらなる進化を遂げようとしています。

建築の世界と同じくして、その歴史を重ねた一つの文化は、これまた世界に誇れるものです。

精緻な日本建築と庭園のデザイン的な完成度は、類を見ないものです。

近年、街で多く見るようになった、透明感のある「鉄とガラス」的な建築も「アート」と「テクノロジー」の融合という視点で見れば、その美しさを素直に受け入れることができますが、独自の世界観で1000年以上も昔、それを探求しようと試みた日本建築の美的感覚と職人の技術にはただ感嘆するばかりです。

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建築の美しさを完成させるために必要な建具や仕上の材料。

壁紙となる和紙や唐紙の紋様を摺る為の型板を削る職人や、細かい建具を寸分の狂いなく組上げる建具職人、壁を塗ったり漆喰の造形を創り出す左官職人などそれぞれのトップアーティスト達の技術が結集して完成する数奇屋はまさに芸術です。

西洋の文化に呑み込まれそうな勢いの日本社会ですが、そのアイデンティティーを再認識することが大切だと感じます。


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というわけで、特集で紹介した日本建築を食事と共に堪能できるガイドブックがこちら(笑)

9月号の付録でついてきます。

「和の神髄レストラン」ということで、日本人なら一度はこういう空間で食事を堪能したいものです。

行ってみたいな~(笑)