まずは長蛇の列に並んでボタンとハンカチと旗を購入。惑わず余裕を持って生きたいということだろうか。
構成・演出・音楽・林檎ちゃんの歌・衣装予想通り素晴らしかった。
注文するとすれば歌詞が右のビジョンしか出なかったのが左にもあればなと思った程度。
エレカシの宮本さんのファンでもあったので密かに期待してたが、さすがにそれはなかったのだけど、なんとトータス松本さんが!
ウルフルズも元気づけられて好きなので嬉しかった!
(あのポケットに手を突っ込んで歌う男や濃い顔の男も、なんで林檎ちゃんのライブに気持ちよくソロやデュエットで歌っているのか??誰なのか分からない・・東京事変のメンバー??)
NIPPONからのひよっこファンなので、なるべくたくさんの曲を聴いて臨んだのだが、それでも矢張り未知なる曲との比率は半々だったか。
なんといっても嬉しかったのが座席が200レベル、ステージの真横という感じだったので、林檎ちゃんが肉眼ではっきり見える!
トータスさんとの曲のときについに、オーケストラの前の通路に林檎ちゃんが来てくれて最接近、大興奮、二、三十メートルの距離で林檎ちゃんに届くように思いっきり雄叫んだ。
アンコール後のターコイズブルーに黒のお着物姿が不惑の四十手前素敵だった。
印象的だったのが、お顔を隠しながら登場する際のこと。
しずしずとスタンドマイクに向かう途中、ピタッと止まって顔を刹那にチラリ。すぐさま恥らいつつ、また顔を隠しマイクへ。
そんな茶目っ気たっぷり且つ剽軽な花魁林檎ちゃんがたまらない。
一番心を擽られたのが、最後の挨拶で、「20年経ったら、ひとりでぽつねんとしてると思ったのに、こんなにもお集まり頂けるなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また来てね。」
この「また来てね」が、か細く可愛らしい声で、筆舌に尽くし難い心持ちにさせられた。彼女にしか持ち合わせていない羽根で肝をくすぐられたようで、五臓六腑が「絶対来るから!」と返事をせずにはいられなかった。
ゆったりとした曲調でもの凄いいい曲など数々あったけど、バックの新宿歌舞伎町風景が見事だった「歌舞伎町の女王」に感動した。
一緒に手で蔽い口笛吹けたのも念願叶った!
MCなし怒涛の曲で2時間濃密な時間が過ぎ去っていった。林檎博2018というショーをめいっぱい堪能して余韻がすごい・・も少し観ていたいなというところで終わるのがまた憎いね!