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名張毒ブドウ酒事件
7度目の再審棄却
選挙コンサルタントの八田晋呉です。
昨日、
三重県名張市で1961年、
女性5人が死亡した
「名張ブドウ酒事件」の、
奥西勝死刑囚(87)の、
7度目の再審請求が棄却されました。
今年知人に誘われ、
本事件を題材として
仲代達矢主演で公開された、
『約束』という映画を観たあとで、
http://www.yakusoku-nabari.jp
『名張毒ぶどう酒事件死刑囚の半世紀』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784000241687
という本を読み、
この事件の詳細を知ることとなりました。
映画では、
奥西死刑囚の獄中での様子などと共に、
無罪を信じての幾度にも及ぶ、
再審請求~棄却の戦いの歴史、
何よりも長きに渡り本人を支えてきた
弁護団や支援者の不屈の努力の姿が、
描かれていました。
7度目の再審棄却の最高裁の決定は、
“科学的な根拠が示せず”という、
従来からの検察側の主張の繰り返しであり、
結論ありきの司法判断ではという
疑念を消すことができません。
奥西死刑囚が収監されている
八王子の医療刑務所を、
弁護団メンバーがその決定を
伝えるために訪れ、
第8次の再審請求をする方針を
伝えると大きく頷いたそうです。
※朝日新聞掲載記事より
先の映画で奥西死刑囚の役を務めた、
俳優の仲代達矢氏は、
はっきりと冤罪であると主張し、
この役を引き受けられました。
法の名のもとに裁かれる
犯罪事件に関して、
情緒的な見方や判断は厳禁とは思いますが、
本当に罪を犯しているとすれば、
87歳となり人工呼吸器を着けて
ベッドに横たわりながら、
わずかに残る生命の火種を、
はたして灯し続けられるのだろうか、
そう思わずにはおられません。