武寧王が生まれた加唐島(佐賀県唐津市)、朝鮮通信使が寄港した壱岐(長崎県)の勝本港、加藤清正の菩提寺・本妙寺(熊本市)を訪ね、今日は日帰りで上関(山口県)に行く。
上関も通信使が寄港した島で、超専寺には上関に入港する通信使船団の様子を描いた絵が残り、ユネスコ記憶遺産登録申請リストにも入っている。まちのお宝である。
いままで、日韓の民間団体が登録をめざすものを世界記憶遺産と言ったが、昨日付の朝日新聞によると、これが「世界の遺産」に名称変更されていた。歴史的な記録を保存・継承することが目的で、「歴史的な判定や解釈はしない」ことを基本にしており、政治的案件があれば審議対象から外す方針という。
すでに上関の通信使仲間も、このことを知っているか、今日明日会ったときに確認しておきたい。
６月に入り、史跡探訪ができるのはありがたい。行く先々に友人がいるので、気持ちも楽である。ただ、大雨が予想されているのが気がかりである。