こんにちは

今日は７月７日、七夕ですね

この日にちなんだ絵本を

紹介したいのですが

この主人公のねこ(たち)は巷でいう

ツインレイ(魂のご縁の深い２匹)です。

(織り姫と彦星もツインレイだと

言われています)

では、

「100万回生きたねこ」

見ていきますね

あらすじ

100万回も生きて、100万回も

死んだねこがいました。

王様、船乗り、手品使い、どろぼう

おばあさん、女の子・・・

100万人の人がそのとらねこ

をかわいがり

100万人の人がそのとらねこが

死んだときに泣きました。

あるとき

とらねこは誰のねこでもない

のらねこになりました。

自分を大好きなとらねこは

メスねこたちに、ちやほやされて

有頂天になりますが

とらねこに全く興味を示さない
一匹の白く美しいねこに

魅せられます。

やがて子どもが生まれ

自分よりも大切な家族

を持つことに。

そして・・・

100万回死んでも

悲しくなかったとらねこは

はじめて愛することを知り

愛する者を失って涙を流すのです。

というお話なんです。

前半部分に、

「ねこはしぬのなんか

へいきだったのです」

と書かれています。

自分の気持ちに嘘をつき続けた
とらねこは、どの時代でも

最後、不幸な結末を迎えます。

しかし、とらねこはあるとき

飼いねこではなく
野良ねこになります。

これまで飼いねこだったとらねこは
野良ねこになる事で
ありのままの自分を発揮できる
ようになりました。

人間でも、そんな人が輝く

のは当然ですよね。

とらねこは、野良ねこになる前から
「りっぱなとらねこだった」

と書いてあります。

これまで

何度も命を失ったとらねこ
実は最初から立派なとらねこ

だったのです。

ただ、

自分を100％発揮できる場所へ

環境を移しただけなんですね。

私たちは本来、誰もがみんな

完全で完璧なのです。

そして、

とらねこは白ねこと出会います。

白ねこは、まだ１回も

生き終わっていないねこです。

しかし、

そのねこに見向きもされない

とらねこは
この白ねこを見て悟るんですね。

そう、この白ねこは

最初からありのままの自分

を生きているねこだったのです。

きっと、

ありのままに生きていない

ねこなら

とらねこのアプローチに

反応していたことでしょう。

けれど、

モテモテのとらねこを見ても

この白ねこは全く反応しません。

自分を生きているから
自分がときめくものにしか
反応しないし

自分の心にはじめから
嘘なんてついていないのです。

それに気づいたとらねこは
白ねこに尊敬の念を覚えます。

そうして

お互いを認め合う仲になった後
二匹のねこの間には

子どもが生まれます。

そして、

子どもが大きくなって巣立った後

「しぬのなんかへいき」

と言っていたとらねこは

「白ねこと一緒に

いつまでも生きていたい...」

という気持ちに変わります。

とらねこは

もう他人の人生ではなく
自分の人生をしっかりと

生きていたんです。

自分の素直な本音を見ずに

他人の人生を生きるのではなく

自分の心に素直に、自分の

人生をしっかりと歩むことで

はじめて、その人の人生の時計は

まわりはじめるんですね。

ある日、白ねこは

動かなくなってしまいます。

その後、

100万回泣いたとらねこは

白ねこのそばで息を引き取ります。

100万回生きたとらねこは
もう生き返る事はありませんでした。

自分の人生をしっかりと生きた

とらねこ

やっとここで、本当の意味で
命を全うする事ができたのです。

白ねこは、誰かにやられた訳でもなく
子どもにも恵まれ、幸せになった二匹

とても自然な形で息を引き取っています。

いかがでしたか？

この絵本の奥深さ

心に沁みるものがありますよね。

ツインレイは

ただの恋愛物語ではありません。

依存心や執着心を手放し

ただただ魂のままに

真実の愛に還り

「本当の自分を生きる」

ことが大切なんです

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真実の愛を知ったねこ