ここからは、
ボーカリスト初田悦子としての赤裸々な気持ち。
正直、嬉しい!!
でいっぱいになるまでに、
少しの時間がありました。
婦人科で『妊娠してます』と
言われた瞬間、時が止まり、
嬉しいでは染まれなかったのが
正直なところです。
東京へ出てきたばかり。
寂しくても挑戦に満ちた毎日で
これからだ!と思っていた
矢先でもありました。
特に関係者の皆様には、
突然のことで、今後のお仕事の調整をかけていただくことになったり、こんなにお世話になってきたのに、不義理になってしまうような形にもなってしまうだろう。
簡単に戻ってこれるような
そんな世界ではないこと、
私はかなりラッキーな立場で
仕事をさせてもらっていたから、
常に進み磨き続けるこの人達と
肩をまた並べるような仕事は、
もう巡ってこないかもしれない。
一瞬でも、嬉しいで満たされない気持ちを
持ってしまいました。ごめん、赤ちゃん。
でも、赤ちゃんの心音を聞いた瞬間
懐かしいような愛おしさが一気に
込み上げてきて、一瞬で母になりました。
一番最初に報告したのは、娘 あのんです。
彼女は、てっきりひどい病気なのかもしれないと心配してくれていたので、
この報告に対し大きな大きな安堵と共に
思いっきり、目が点になってました。笑笑
ただ、フリーズの数秒後には
『お母さんさえ大丈夫なら、私は産んで欲しい。一緒に育てたい』と言ってくれました。
その一言は大きかった。
こんな素敵なお姉ちゃんが出来るなら
きっと赤ちゃんは幸せだ。そう思いました。
そして楽観的乙女で
エキセントリックというマミーこと
我が母も、ほぼ同じ反応。笑笑
私は、勿体無いほど家族に恵まれています。
ライブ帰りの主役よりも仕上がっている我が母。
東京に来て得られた経験も
思い出にするだけじゃなく、
今後に活かせるような、この選択で良かったね
って言ってもらえる人生にしていこう。
改めて、そんなこれからの夢を描いています。
家族第一!!で生きていく所存
ではありますが、歌は私の人生の一部です。
オモチロキ人生を送りながら
それを歌に昇華していく気持ちは
変わらないどころか強くなる一方です。
流石に、母の醍醐味『赤ちゃんとの時間』は僅かなため、育休だけは特に期限を切らずとらせていただきますが、これが初田悦子との別れと思わず
益々の活躍を期待していて欲しいなと思っています(^ ^)
そしてまた続く…