昨日の大腸癌再検査の内視鏡検査が酷すぎて


昨晩はなかなか眠れなくて…


ずっと眠れなくて…


0時も回って


1時も過ぎて


寝入ったのは2時近くにもなっていたように思う





それでももう目が覚めてしまった





本当に…


昨日の市民病院での大腸内視鏡検査は酷すぎた





色々な病気で色々な痛さを味わってきたけれども



手術ではなくて


癌があるかもしれないの検査で


65年で一番に


死ぬかと思うほどの痛みを味わった






死ぬほどの痛みの

大腸の行き着く所まで行った管の入れ方だったけれども


その後は

管を抜きながら画像を撮っていく段階のようで


もう何も管も入っていないような程に痛みも何も無く


奥まで入れ抜いた痛みの疲れで放心で全く力も入らない体だったけれども


自分の体だもの!!!


と…


目だけは必死にひん剥いて


コーラスの時も目をひん剥いて歌うけれど

そんな悠長な話ではない

命が掛かっていると思ったから


目に全エネレギーを注いで振り絞って

自分の腸の画像を凝らしてずっと見ていた





お医者様が自分の腸をどのように扱っておられたかという感覚もしっかりと覚えている


あれほど突き上げられたのだもの

決して忘れはしない




大きさも太さも違うから

比べてはいけないのかもしれないが


耳鼻科でずっと診ていただいている先生の

鼻に通していただいている内視鏡のするすると知らないうちに入っていってしまう管とは全然感触が違う


先生の手の動きや管の扱われ方も違う






昨日の検査から12時間が過ぎて

ふと目が覚めて今思うことは


あの先生は力付くで私の腸に管を入れておられたのではないか…

ということ…



素人だから

簡単に言えてしまうのだろうけれど…








色んな先生の手さばきを体感してきたけれど


昨日の先生のお仕事は

ワースト1だった



ワースト2は30年前の厚生連での耳鼻科のお医者様になられたばかりの手術前に施された注射









手が綺麗という表現があるが


やはり県外からも患者さんが求めて止まないお医者様は


仕事が綺麗だ



私の背中のヘルニアでの傷跡は

1週間後に病院で入ったお風呂で見た時にはもう

小さくてどこかわからないほどだった



膝の先生の内視鏡手術の跡は

1年経った今でもしっかりと大きめに残っているが

若い先生だし

色々頑張っておられるし

もうなんだか許せてしまう








大腸癌の再検査で

どこの病院にするか

迷いはした


いつもの済生会にしようかとも思った


でも万が一に手術になった時に

家に近い方が良いのではないか…

夫も病院に通いやすいのではないかと考えてしまって


市内限定指定だった大腸癌検診キットを提出した市民病院にしてしまったのだが…


そんな理由で病院を決めてはいけないことを

昨日十分に知った






一つ一つの病院には

特色

カラーがあるのだと思う



自分に合うカラーを見つけなくてはいけない





中学1年の時に

今ではもう原始的な手術だった鼻の副鼻腔炎手術をしてから

色んな病院のカラーを見てきた



探して

探して

今の済生会のお医者様に巡り合った



浮気してしまったから

罰が当たってしまったのかもしれない




いつも優しい

済生会の先生

看護師さん

技師さん

事務の方々



ごめんなさい…







でも

初めて

痛みで意識朦朧として

自分の痛みの極限を知ることはできた


わからないけれども

死ぬ時って

あのまま

気を失ってしまって

意識もなくなってしまって

何もわからなくなってしまったりするのかもしれない…





昨日の痛みに比べれば

もうこれからはなんでもできそうな気がする









これからは

たとえ検診だとしても

お医者様は選ばなくてはいけない



お医者様の評判というのは

きっと当たっている


皆さん

私だって

やっぱり少しでも良いお医者様に診ていただきたいもの…


今回の私のように

皆さん必死で良い先生を探し求めておられるのだと思う



評判は地域の人が作っていくものなのだと

この年でようやく分かった





年が行けば行くほどに

生きていくのに

本当に必死なのだ



それは

私の場合は

生きていく楽しみもだが

少しでも死ぬことを延ばしたいから


少しでも老死に近づきたいから


きっと老死なら

体を限界まで使い切って

痛みを感じる機能も残っていないほどになって

たぶん痛みが一番軽そうで

自分の人生の中で一番に自然な死に方なのだろうから





朝ご飯のお椀を

ぽとっと落とされて

おじいちゃん

お椀が落ちたよ

って食卓で話かけたら

亡くなっておられた

というご近所の話を

昔まだ実家で住んでいた若い頃に聞いたことがある


そういう死に方をしたい



たぶん

そういう極楽往生は

万分の一の遠い憧れなのかもしれないけれど…









地震などの自然災害は

自分ではどうすることもできない



だけどお医者様は

自分で選ぶことができるのだから…



直に生身の方から経験談を聞いて


色んなお医者様に掛かられたお話を聞いて


これからも自分の大切な体のために

遠慮なんてしている場合ではない

セカンドオピニオンをしていかなくてはいけない








少し飛んでしまうのかもしれないが


ゲッターズさんは

色んな方の情報を聞かれて


インディアン座の人は手が不器用だという統計結果を見つけられた



きっと良いお医者様

そうではないお医者様のルールもきっとあるはずだ




今回辛い思いをして分かったことは

辛かったからこそ身にしみてわかったことは

私には荒い仕事をする先生は

絶対に合わない

ということか




どこの世界でも


それは

もしかしたら


同じなのかもしれない