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イエスタデイ (2019年の映画) - Wikipedia

 

 

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原題 Yesterday  英米 2019年 (116分) 監督 ダニー・ボイル

出演 ヒメーシュ・パテル リリー・ジェームズ ジョエル・フライ

「全地球規模で突然12秒間、停電になりました。停電が回復した後で、友人たちとくつろいでいるボックス席でジャックがギターの弾き語りをします。ジャックはアルバイトで生計を立てているシンガーソングライターですが、売れた曲は1つもありません。この時に歌った曲がビートルズの『イエスタデイ』です。周りにいた友だちが静かに聞き、曲に引き込まれます。歌い終わった後で、一人が聞きます。『素晴らしい!いい曲、いつ作ったの?』ジャックは誰もビートルズを知らないことに気がつきます。そして、ビートルズの存在しない世界にたった一人、ビートルズの全曲を知っている人間として存在していることに気がつきます」

 

(物語)全世界規模の停電の起こる前です。「空には太陽 何も心配なし 冬にグッドバイサマーソングを歌おうーーー」と人通りの多くない街角でジャック・マリック(ヒメーシュ・パテル)が自分の歌を歌います。顔には髭が汚く生えていて、くたびれたコートを羽織り、マイクを立てて、ギターの弾き語りです。リズミカルな歌です。通りを歩く人はいますが、彼の歌に立ち止まる人はいません。

 場所が海岸のデッキに変わり、マイクとギターは同じですが、観客はいません。近くのベンチにカップコーヒーを飲んでいる若い女性がジャックを心配しながら座って見ています。ジャックの幼なじみで、マネージャーと運転手のエリー・アップルトン(リリー・ジェームズ)です。

 夜のスナックバーです。ジャックの友だちがバーのステージで歌う彼に拍手を送ります。でも、義理で応援しているので、真剣に聞いていません。

 ジャックはディスカウントストアーのアルバイト店員です。その店の経営者はジャックのヒゲが嫌いで、「君は客には人気があるな。私はますます君が嫌いになるがーーーそのヒゲ、なぜ剃らんのだ?遅刻も多いし、服もひどい。何より、君は仕事を下に見ている」と言います。「ヒゲを剃れば、フルタイムで雇おう」と提案しますが、ジャックは即答しません。「フルタイムが嫌なら、2週間後にクビだ」と言われます。そこへ自称マネージャーで運転手のエリーが「ラティチュード・フェスに出演決定」というニュースを持ってきます。ジャックは大喜びです。本物のフェスです。「君は世界一のマネージャーだ」と大感謝で、期待に胸が膨らみます。

 部屋で曲順を考え、練習します。でも、そのフェスは小さなテントで観客は老人と子供、観客の入りは1割もなく、あとは空間でした。でも、エリーはいつも側にいました。彼女はジャックに好意を持っていましたが、ジャックは一切手は出していません。そういう存在として見ていないのです。「君は僕の歌に特別なものを感じてくれた。でも他には誰もいない」とジャックは言います。「世界一になれるわ」と、エリーは言います。「この先、俺が売れたら、奇跡だ」「奇跡は起きるわ」「俺はマジメに話してる」。そして、エリーに見せた中学校の時のバンドのステージを話します。「あれが僕のラストステージだ。君に見てもらえた。あれが僕の長い旅の終点だ」

 その日の夜、「やっと吹っ切れたよ」とジャックは自転車をエリーの自動車から下ろしながら言います。エリーはジャックがこれで、シンガーをやめてしまうと思うと悲しくて仕方がありません。

 でも、それからしばらくして全世界規模の12秒間の停電が起きました。ジャックの自転車は急な暗闇の中で吹き飛び、ジャックとギターは地面にたたきつけられました。ギターは壊れ、ジャックは前歯を2本失いました。でも、壊れたギターの代わりに新品を送ってくれた友だちやエリーの前でジャックは「何か歌ってよ」と言われます。彼はビートルズの「イエスタデイ」を歌います。エリーは聞いたこともない歌の素晴らしさに涙がこみ上げてきました。「素晴らしい。いつ作ったの?」と、エリーは聞きました。

 

ブログ掲載作品放送予定(放送日時、チャンネル名は必ずご自分でお確かめ下さい。また、未掲載の作品がありましたら、間違いですので、ご勘弁下さい。作品ブログはブログ内を題名等でご検索下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル ブログ掲載日
12月20日 8:10 エリン・ブロコビッチ WOWOWプラス 23.12.18
12月20日 12:30 アンストッパブル ザ・シネマ 23.10.18
12月20日 21:00 アンストッパブル ザ・シネマ 23.10.18
12月20日 21:00 コロンビアーナ ムービー・プラス 21.9.24
12月20日 18:45 愛がなんだ WOWOWシネマ 20.11.25
12月21日 13:00 ある愛の詩 NHKBS 23.12.19
12月21日 9:15 マタンゴ 日本映画 22.7.4
12月21日 21:00 十三人の刺客(2010) WOWOWプラス 21.10.27
12月21日 16:45 武士の献立 WOWOWプラス 23.9.27
12月21日 1:00 硫黄島からの手紙 ザ・シネマ 23.2.22
12月21日 12:30 プラトーン ザ・シネマ 21.7.2
12月21日 11:00 デイ―プインパクト(吹替版) ムービー・プラス 22.5.31
12月22日 21:30 ハワイ・マレー沖海戦 日本映画 22.9.4
12月22日 14:15 ブレイブ・ワン WOWOWプラス 20.12.8
12月22日 3:45 プラトーン ザ・シネマ 23.7.3
12月22日 13:30 許されざる者 ムービー・プラス 23.8.25
12月23日 9:45 アルゴ WOWOWプラス 23.9.13
12月24日 0:15 イエスタデイ NHKBS 23.12.20