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インビクタス/負けざる者たち - Wikipedia

(上記のリンクをタップすると、紹介した映画のサイトが開きます)

原題 Invictus 2009年 アメリカ(132分)監督 クリント・イーストウッド

出演 モーガン・フリーマン マット・デイモン 

「ネルソン・マンデラ氏(モーガン・フリーマン)は黒人が差別されていた南アフリカ共和国で黒人の大統領になりました。国民を一つにし、国のイメージを変えるためにラグビーのワールドカップ優勝を目指します」

(有料配信されています)

 

 

 

(概要)ネルソン・マンデラ氏は27年間も獄中で過ごしました。釈放されて、南アフリカ共和国の大統領になりました。この映画の中でマンデラ氏はたくさんの人を内面から変えます。そうでなければ、ラグビーのワールドカップ優勝はできません。白人を憎む黒人、黒人を受けつけない白人、試合に勝つ訳ないと最初からあきらめている人を勝てるかもしれないと思えるように変えました。そして内面を変えられた人は、今度は自分の周りの人も変えていきます。マンデラ氏にはそういう力があった、と描いています。

 次の文はウィキペディアからの引用です。「劇中でマンデラが繰り返す『我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり』は、英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリー英語版)の詩「インビクタス英語版)」の一節(最後の2行I am the master of my fate,/I am the captain of my soul.)」とのことです。

 

(物語)南アフリカ共和国、1990年2月11日、ネルソン・マンデラ氏がヴィクター・フェルスター刑務所から釈放されます。南アフリカ共和国では、白人による黒人の差別、黒人の白人への敵意が非常に大きかったのですが、マンデラ氏はそれを何とかしたいと考えていました。マンデラ氏はニュース映像の最後の就任式で誓います。「何があろうと、絶対にもう二度と再び、この美しい国において人が人を抑圧することが繰り返されてはならず、世界の恥さらしとしての屈辱を受けてはなりません」

 マンデラ氏を囲むほとんど全員が過去の白人と黒人のいがみ合い、対立は決してなくならないと考えていました。しかし、マンデラ氏はそういう考えに囚われ、新政権の下で働くのをやめようと自分の荷物をまとめている公邸の職員に「前政権の職員だったからクビだと思うなら、そのような恐れは必要ないと言おう。『過去は過去』、『過去は過去』なのだ。協力して欲しい。残ってくれる者は祖国に多大なる貢献をすることになろう」と、言います。みんなの顔が明るく、希望に満ちたものに変わります。

 公安から白人の警官4名が黒人が仕切る警護班にやってきます。一触即発の緊張感が走ります。ですが、配属書にマンデラ大統領の署名があります。大統領は黒人の警護責任者に「警護班は公の場で国民の目に触れる。私を象徴する存在なのだ。『虹の国』は警護班、君たちから始まる。黒人と白人の和解のあり方を見せるのだ」と言うと、警護責任者は「俺たちを殺そうとした連中ですよ。大勢殺された」「わかっている。赦しが第一歩だ。赦しが魂を自由にする。頼む、努力してくれ」

 大統領は多くの人から信頼を得ていて、抜群の人気がありました。彼はラグビーが好きで、南アフリカ共和国のチームはイギリスよりも強く、彼は観戦に出かけます。当時の南アフリカ共和国のラグビーチーム「スプリングボクス」は黒人選手が一人だけで、低迷期にありました。またアパルトヘイト(人種隔離政策)の象徴として、非常に不人気なスポーツでした。しかし、大統領はラグビーを通して国民の心を一つにできるのではないかと考え、チームのキャプテン、フランソワ・ビナール(マット・デイモン)を官邸に呼びました。官邸を出たフランソワは何を言われた訳ではないのですが、人間が変わっていました。「何を言われたの?」と尋ねる妻に「たぶん、ワールドカップ優勝だ」と答えました。

 

ブログ掲載作品放送予定(放映時間は必ずご自分でご確認下さい。また未掲載の作品
がありましたら、間違いですので、ご勘弁下さい。作品はブログ内を検索して下さい)
  放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル
6月8日 13:00 「サイコ」 NHKBS
6月8日 9:55 「ジョゼと虎と魚たち」 日本映画専門チャンネル
6月8日 21:00 「名もなき世界のエンドロール」 NECO
6月8日 21:00 「パニック・ルーム」(吹き替え版) WOWOWプラス
6月9日 3:30 「テルマ&ルイーズ」 WOWOWシネマ
6月9日 5:30 「突入せよ!『あさま山荘』事件」 NECO
6月9日 13:00 「荒野の決闘」 NHKBS
6月10日 16:30 「ザ・ファン」 ザ・シネマ
6月10日 6:00 「死刑台のエレベーター」 ザ・シネマ
6月11日 11:15 「レ・ミゼラブル」 WOWOWシネマ
6月11日 14:45 「ミンボーの女」 日本映画専門チャンネル
6月11日 16:15 「グラディエーター」 ザ・シネマ
6月12日 6:00 「梅切らぬバカ」 NECO
6月13日 18:45 「ジュラシック・パーク」 WOWOWシネマ
6月13日 23:45 「日本で一番悪い奴ら」 WOWOWプラス
6月14日 21:00 「泣き虫しょったんの奇跡」 WOWOWシネマ
6月14日 13:00 「インビクタス/負けざる者たち」 NHKBS
6月14日 8:00 「最強の二人」 ザ・シネマ
6月14日 21:00 「ぺイバック」 WOWOWプラス
6月14日 2:15 「ポンペイ」 WOWOWプラス
6月15日 13:00 「シェルブールの雨傘」 NHKBS
6月15日 18:30 「殺人の追憶」 「ムービープラス」
6月15日 21:00 「ターミネーター」 ザ・シネマ
6月15日 12:30 「ターミネーター」(吹き替え版) ザ・シネマ
6月15日 19:00 「バトルランナー」 ザ・シネマ
6月15日 10:15 「私の頭の中の消しゴム」 ザ・シネマ