帰らざる河 - Wikipedia

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原題 River of No Return  1954年 アメリカ(91分)監督 オットー・プレミンジャー

出演 ロバート・ミッチャム マリリン・モンロー 

「急流を筏が流されてきます。それを川岸でマット・コールダー(ロバート・ミッチャム)と9歳の息子マークが見つけます。乗っているのは息子のマークが非常に世話になった酒場の歌手・ケイ(マリリン・モンロー)です。同乗しているのは、いかさまで金の採掘権を勝ち取った男です。男はいかさまが発覚する前に、何とか下流の町にある登記所で金鉱山の登記を終わらせたいのでした。だから、こんな素人には無理な河を筏で下ってきたのです。そんな事情はわかりません。でも、息子のマークが世話になったケイは助けなくてはなりません」

主題歌は非常に有名な映画音楽です。

(配信についてはわかりません)

 

(物語)広大な山々が豊かな自然を作り、マット・コールダー(ロバート・ミッチャム)はそこを開拓して住むつもりです。コールダーは住居を作り、馬で川沿いに町へ向かいます。町には9歳になる息子のマーク・コールダー(トミー・レティング)がいます。息子を探しにいくのです。彼は事件を起こして今まで服役していたのでした。現在のコールダーの財産は馬とライフルと山小屋だけです。

 町は金の発掘で一攫千金を狙う人で混んでいます。コールダーが町で最初に話しかけたのは牧師で、牧師は「布教にきたが、先が思いやられる」と金発掘のためにやってきた人の多さをぼやきます。

 小さな男の子が両手にビールの入った鍋をぶら下げて人混みを歩いていきます。銃声がしてその鍋に当たり、空いた鉄砲穴からビールが吹き出ます。大声で笑う声が聞こえると、その笑う人間に向かって「大人を撃て!」と、コールダーは張り倒します。倒された男は向かってきましたが、コールダーの方が上手でした。

 コールダーが少年と一緒に歩きます。少年の胸についている札を見て、少年に「この札はなんだ?」と聞きます。少年は「パパを捜す目印だよ」と答えます。コールダーが「どんなパパだ?」「ずっと会わないから忘れた」「おれがパパならーーー?」「いいけどーーー」「パパだ」「証拠は?」と少年は聞きます。コールダーが、ある人を雇って、この町に少年を連れてこさせた、と説明します。そして、内ポケットから自分の妻の写真を出して少年に見せます。少年は「ママだ」と言います。コールダーはこの少年の本当の父親でした。

 少年はこの酒場の歌手のケイ・ウェストン(マリリン・モンロー)の世話になっていましたので、彼女にお別れを言いにいきます。少年の名はマーク・コールダー、これから、山へ行き、父親のコールダーと二人で暮らします。 

 が、山には自分たち以外を全部敵と見なす先住民がいます。見つかれば殺されてしまいます。また、歌手のケイには金を掘り当てたから登記するという男がいます。その男は、いかさまでカードに勝ち、それがばれる前に1日も早く登記したいのでした。その男は、コールダーの銃と馬を奪うことくらいは何とも思わない奴でした。

 

(アマゾンプライム会員はプライムビデオで無料でご覧になれます)(15.30日に掲載)
番号   映画題名 邦洋 ブログ掲載日
81   「恐怖の報酬(1953年版)」 22.11.6
82   「8月のクリスマス」 22.11.4
83   「スーパーマン」 22.11.9
84   「ヒトラーに盗られたうさぎ」 22.11.18
85   「ハッピー・デス・デイ」 22.11.24
86   「グレムリン」(名作) 22.12.13
87   「HERO(2015)」 22.12.14
88   「真夏の方程式」 22.12.19
89   「大統領の執事の涙」 22.12.23
90   「HERO(2007)」 22.12.29
91   「ヴェンジェンス」 23.1.9
92   「前科者」(2022) 22.12.30
93   「クリスマス・ウオーズ」 23.1.2
94   「素晴らしき哉、人生(1946年版)」 23.1.15
95   「泥だらけの純情(1963年吉永小百合版)」 23.1.12
96   「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 23.1.14
97   「ボディガード」 23.1.16
98   「スティルウオーター」 23.1.22
99   「家族の肖像」 23.2.3
100   「天地明察」 23.2.13
101   「父親たちの星条旗」 23.2.15
102   「ゼロ・グラビティ」 23.2.21
103   「硫黄島からの手紙」 23.2.22
104   「鳥」 23.3.1
105   「オズの魔法使い」 23.3.8
106   「時計じかけのオレンジ」 23.3.9
107   「ミリオンダラー・ベイビー」 23.3.14