西の魔女が死んだ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

西の魔女が死んだ - Wikipedia

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製作 2008年 製作委員会方式 (115分) 監督 長崎俊一 原作 梨木香歩

出演 サチ・パーカー 高橋真悠 りょう 大森南朋 木村祐一 高橋克実

「中学生のまいが不登校になってしまいました。ご主人はすでに他界していない、イギリス人のおばあちゃんが人里離れて山の中の一軒家に一人で暮していました。そこへまいが預けられます。多感な少女で、不登校になるまでに中学生の女の子の人間関係に迷ったまいが『おばあちゃん』から野菜作り、花作りを教えてもらいます。生き方も教えてもらいます。でも、そのおばあちゃんは自分を魔女だと言います」

原作は「日本児童文学者協会新人賞」「新美南吉児童文学賞」を受賞。

(有料配信されています)

 

(物語)雨が降りしきる中をママ(りょう)が涙を浮かべながら自動車を運転しています。まい(高橋真悠)も顔を掌で覆って泣いています。「魔女が倒れた―――もう、ダメみたい」。まいは2年前におばあちゃんの家に預けられた時のことを思い出します。 

 「私はもう学校にはいかない。あそこは私に苦痛を与える場所でしかないの」とまいはママに言いました。まだ、中学へ入って1カ月もたっていませんでした。でも、ママは受け止めてくれました。ママは自分の仕事が忙しかったこともあります。ママにしてみれば、まいは感受性が強く、扱いにくい子供でした。ママはまいをおばあちゃんにあずけます。

 森の中の1軒屋です。自動車を入り口の2つの石柱から少し離して停めると、おばあちゃんが出迎えにきます。いかにもイギリス人の婦人といういで立ちで、おしゃれな肩掛けにロングスカートのワンピースです。田舎の一人暮らしで誰とも会わないだろうに、おしゃれです。白い金髪が年齢を感じさせます。ママを抱きしめるのがあたり前の挨拶です。その家は深い森の中にある、四角い大きな排気塔がある洋風な建物でした。あるのはこの家だけで後は花と緑です。まいは昔からおばあちゃんが大好きでした。

 おばあちゃんの家でも学校のことは思い出します。でも、「取りあえずエスケープ(逃亡)だ!」と言って今の自分を受け入れます。慣れてあちこち出歩きます。おばあちゃんとイチゴ摘みです。野イチゴ畑では、おばあちゃんからおじいちゃんがキュウリに自家製のイチゴジャムをつけて食べて、まずかった話を聞きます。「イチゴがこんなにたくさんなるようになったのはおじいちゃんの亡くなった次の年からでした。野イチゴが絨毯みたいになった日は、おばあちゃんの誕生日でした。おばあちゃんはおじいちゃんからのプレゼントだと思いました。おじいちゃんはおばあちゃんの誕生日を忘れたことはありませんでした」と話します。まいはその話を聞いた時、野イチゴ畑でおじいちゃんを思い出して泣くおばあちゃんの姿が見えました。

 おばあちゃんはまいに何かをやらせて、褒めて、認めます。テレビもパソコンもありません。おばあちゃんは古い衣類を直して、まいの服にしてくれました。

 おばあちゃんは「私の祖母は日本に来た祖父と婚約中でした。祖母はその時、19歳の魔女でした」と言います。「予知能力と透視能力があり、ある時に、夜の海をひとりぼっちで泳いでいる祖父が見えました。遭難しているのはわかりましたから、『右へ!』と叫びました。この時、祖父は船から落ち、一人海に取り残されたでした。でも、その海の中で祖母の名前を呼ぶと、祖母の『右へ』と言う声が聞こえました。そして右へ泳ぎ、砂浜に着いたのでした。祖父はそのことをしたためたお礼の手紙を祖母に出しました。祖母は祖父への返事に、祖父が助かった喜びの他は何も書きませんでした」と話しました。その話を聞いて、まいは「うちは魔女の家系なの?」と問いかけます。おばあちゃんは「大正解」と答えました。

 

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推薦度 放映日 曜日 開始時間 映画タイトル 放映チャンネル
3月17日 23:00 「みをつくし料理帖」 時代劇専門チャンネル
3月18日 6:45 「最高の人生の見つけ方」 ムービープラス
3月18日 11:30 「レッドクリフ Part1] ムービープラス
3月18日 14:15 「レッドクリフ Part2] ムービープラス
3月18日 21:00 「そしてバトンは渡された」 NECO
3月18日 6:30 「ア・ヒユー・グッドメン」 WOWOWプラス
3月18日 17:20 「コンテイジョン」 WOWOWプラス
3月18日 11:00 「ペイバック」 WOWOWプラス
3月19日 18:40 「きみの瞳が問いかけている」 日本映画専門チャンネル
3月19日 16:35 「弥生、3月、君を愛した30年」 日本映画専門チャンネル
3月19日 21:00 「決算!忠臣蔵」 時代劇専門チャンネル
3月19日 14:30 「宮本武蔵 二刀流開眼」 時代劇専門チャンネル
3月19日 1:30 「アン・ハサウエイ 裸の天使」 ムービープラス
3月19日 6:00 「狂った果実」 NECO
3月19日 8:45 「卒業」 WOWOWプラス
3月19日 14:15 「未知との遭遇」 WOWOWプラス
3月19日 1:30 「最強のふたり」 ザ・シネマ
3月19日 18:15 「チェンジリング」 ザ・シネマ
3月19日 15:15 「ヒート」 ザ・シネマ
3月19日 6:00 「ヒトラーの贋札」 ザ・シネマ
3月19日 7:30 「ドリームプラン」 WOWOWプライム
3月20日 13:30 「コン・エアー」 ムービープラス
3月20日 8:15 「最高の人生の見つけ方」 ムービープラス
3月20日 3:15 「ヒトラーに盗られたうさぎ」 ムービープラス
3月21日 12:30 「エアフォース・ワン」 ムービープラス
3月21日 15:30 「レッドクリフ Part1] ムービープラス
3月21日 18:15 「レッドクリフ Part2] ムービープラス
3月21日 13:00 「ロビン・フッド」 NHKBSプレミアム
3月21日 21:00 「セブン」 WOWOWプラス
3月21日 17:00 「ターミネーター」 ザ・シネマ
3月21日 7:15 「浅田家!」」 WOWOWシネマ
3月22日 19:30 「弥生、3月、君を愛した30年」 日本映画専門チャンネル
3月22日 11:30 「野性の呼び声」 ムービープラス
3月22日 21:00 「幸せの黄色いハンカチ」 WOWOWプラス
3月22日 18:15 「グラディエーター」 ザ・シネマ
3月22日 12:30 「ヒューリー(2014) ザ・シネマ
3月22日 21:00 「ヒューリー(2014) ザ・シネマ
3月22日 21:00 「峠 最後ノサムライ」 WOWOWシネマ