（ハイパーリンクを開いて下さい）

再放送　１１月４日（金）４：１５～WOWOWプラス

原題　Forsaken　２０１５年　カナダ・仏・米（９６分）監督　ジョン・カサ―

出演　キーファー・サザーランド　ドナルド・サザーランド　デミ・ムーア

「ジョン・ヘイリーは非常に優れたガンファイターです。でも、過去の殺人を後悔していますので、もう銃を身につけていません。しかし、自分の育った町には鉄道敷設の土地の利権を得ようとする強欲者がならず者を雇って、住民の命を何とも思わずに脅します。彼は、住民にはならず者を追い出すことを期待され、ならず者には住民の味方だろうとレッテルを貼られます。ならず者たちは彼の強さを知りません」

（アマゾンプライム会員はプライムビデオで無料でご覧になれます）

（物語）母親の悲痛な叫び声と顔、血にまみれた子供を抱えて出てくる父親。それを見つめる、その光景を思い出している目。男の撃った流れ弾がその幼子に当たったのです。その光景がいつもそのガンファイターにフラッシュバックとなって蘇ります。

　１９世紀のワイオミング州の山を馬に乗ったジョン・ヘンリー・クレイトン（キーファー・サザーランド）がやってきます。山々、草原、川を抜けて、ひろがる台地の奥に彼の父親、サミュエル・クレイトン（ドナルド・サザーランド）の家がありました。サミュエルは一人暮らしの牧師です。１０年ぶりに故郷に帰ってきた息子に父親は「母は死んだ」と告げます。　

　息子のヘンリー・クレイトンは「ビッグ・ジム」と言う男を銃で倒しました。それは多くの人が知る事件でした。その頃の西部の町ではそれは決闘です。だから、ヘンリー・クレイトンは銃あしらいのうまいファイターとして恐れられていたということです。

　彼は父親と一緒に馬車で町に出ます。町と言っても西部の開拓が始まったばかりの頃で、多少の人間は住んでいますが、家は２０軒ほどです。雑貨屋の店主もヘンリー・クレイトンを知っています。「帰ってきたのか？戦争に行って以来だ」と声をかけると、彼は頷きます。父親が注文しておいた酒を彼が酒場に取りにいくと、酒場には人相の悪い人間がごろごろいます。それらがヘンリー・クレイトンの品定めをします。彼はこのごろつきたちの間でも有名なガンファイターでした。

　そのごろつきのまとめ役が「俺は、フランク・ティルマン、聞いたことは？」と言って近寄ります。彼は「ないな」と答えます。「４人、殺してるんだぜ」とすごみます。「どうして、銃を持ってない？」と聞いてきます。ヘンリー・クレイトンは昔のことがあって、もう拳銃を身につけて歩くことはやめていました。

（アマゾンプライム会員はプライムビデオで無料でご覧になれます）
番号	映画題名	邦洋	ブログ掲載日
60	「悪魔を見た」	洋	22.7.19
61	「容疑者Xの献身」	日	22.7.21
62	「ブラックホークダウン」	洋	22,7,31
63	「武士の一分」	日	22.8.1
64	「長沙里９・１５」	洋	22.8.9
65	「ハクソ―・リッジ」	洋	22.9.2
66	「７月４日に生まれて」	洋	22.9.9
67	「空飛ぶタイヤ」	日	22.9.3
68	「シェルブールの雨傘」	洋	22.9.1
69	「友だちのうちはどこ？」	洋	22.9.15
70	「最愛の子」	中国	22.9.16
71	「記憶にございません（改訂版）」	日	22.9.20
72	「キング・コング（２００５）」	洋	22.9.21
73	「西部戦線異状なし（１９３０）」	洋	22.10.11
74	「刑事物語」	日	22.10.3
75	「この世界にのこされて」	洋	22.10.8
76	「ソルト」	洋	22.10.9
77	「マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと」	洋	22.10.16
78	「８月のクリスマス」	韓国	yet
79	「ワイルドガン」	洋	22.10.25

「ワイルドガン」２２年１０月２８日（金）１１：２０～WOWOWプラス