脚本 福田靖 演出 石井康晴 企画 東仲恵吾 高橋秀光 制作 TBSグループ
出演 綾野剛 芳根京子 反町隆史 横浜流星 中川大志 岡崎紗絵 榮倉奈々
「幼少時からサッカー一筋、日本代表として国際大会に4回出場し、ゴールを入れたこともある新町亮太郎、３７歳。もうサッカーの世界では生きられないと知り、失業します」
（「TBS FREE」「 TVer」で放送後１週間は無料配信中です）
（概要）新町亮太郎（綾野剛）は自信過剰です。サッカー少年で「天才ストライカ―出現」と騒がれ、もう１３年前になりますがワールドカップのアジア予選で、ワールドカップへ出るための最後の１点をゴールしました。世間で自分を知らない人はいないと思い、日本中の人間が自分にまだ期待していると思っています。本人はJ３ですが、まだ現役でチームを引っ張ってます。美人の元アナウンサーが奥さん、小学生一人と幼い娘が一人いて二人とも「お父さん大好きです」。今までは、全てが順調で好調でした。でも、もう３７歳です。もう少し自分を客観視できてもよかったのですが、全くできませんでした。だから、所属するJ３のチームが解散と決まった時は、必ずいろいろなところから自分を求める声が上がるだろうと思っていました。
３７歳という年齢とサッカーしかやって来なかった人間に現実を知る時がやってきました。しかし、彼は必ずこの苦難を乗り越えていくでしょう。
（物語）「２００９年６月１６日ワールドカップ アジア予選」満員のサッカー場です。１対１で世界大会への出場がかかる場面、引き分けではワールドカップに出場できません。スーパーサブの新町亮太郎（綾野剛）が選手交代で入ります。ポジションはフォワードです。そして、新町は追加の１点をゴールします。もう、チーム全体が「新町のゴール」で喜びに沸き、観客も熱狂します。新町コールが沸き起こります。試合は「２対１」で勝ち、ワールドカップ出場を勝ち取りました。
それから１３年後の２０２２年６月です。J3に「ジェンマ八王子」というサッカーチームがあり、新町はそのレギュラー「背番号１３、FW」です。そのチームの宣伝番組を制作中で、新町の紹介が行われています。「新町亮太郎、出身は福岡県久留米市、５歳でサッカーを始め、久留米北高時代に『天才ストライカー現わる』と言われ全国にその名をとどろかせました。卒業後にプロ入り、２００３年J１新人王、６年目の２００９年には日本代表にも選ばれ、４試合に出場しました。あのワールドカップ アジア予選での逆転ゴールはすごかった。そして、２０１１年人気女子アナウンサーの糸山果奈子さん（榮倉奈々）と結婚、J１で１６年活躍し、２０２０年J2、２０２２年J3 『ジェンマ八王子』に移籍し、FWとしてチームを牽引する３７歳です」。新町はアナウンサーから年齢を言われたくないようで、それは素振りでわかります。
新町はサッカー大好き人間です。チームメートが「新町さんなら引退してもタレントで行けるから」と言われますが、それに対しては「俺、引退しないから、６０歳まで現役続けるから」と言い切ります。「俺、マジだぞ。日本代表にも返り咲いてやるから」と言います。チームメンバーと全く年を感じさせない遊びのような楽しいサッカーのトレーニングが始まります。その時にオーナーと監督が練習コートに入ってきて、全員を招集します。
オーナーが言います。「急で申し訳ないが、チームの解散が決まった。昨日、取締役会があって、もはや赤字のサッカーチームを抱えている場合じゃない、と。ジェンマ八王子は本日をもって解散だ」とオーナーは言い切ります。
新町は家に帰って妻の果奈子に解散のことを話します。果奈子は「亮ちゃん、どうなるの？」と今後の生活のことが気になります。「え、俺は心配ないって、俺は大丈夫だよ。明日ネットでニュースが出た途端、『うちへ来てくれ』っていう電話がバンバンかかってくるから」と言うと、果奈子は『ホントに？』と疑問を感じてしまいます。亮太郎と違って、現実を知っています。亮太郎は「あ、むしろ、これってチャンスかも。J１復帰もあるかもよ」と機嫌もよくなります。『それはさすがに』と思わず果奈子は声が出ます。「新町亮太郎だぞ、元日本代表だぞ、俺は」と亮太郎は自信満々です。そこへ娘二人が「お父さん、お帰り」とリビングへ出てきます。そして、娘はお父さんの活躍したサッカーの試合が見たいので、お父さんにねだります。そして新町が活躍する試合の録画を見るのでした。
しかし、解散発表から２日たっても何の連絡もありません。亮太郎は果奈子に言います。「あ、そうか！（サッカー関係者は俺の）携帯電話の番号を知らないから電話をかけてこないんだ」。それで、自分からあるJ1のサッカー監督に電話をします。「監督、トレーニングは続けてますから、俺はいつでもいけます」と言うと、監督は「何が？」と言います。「みんな待ってるでしょ。新町亮太郎がJ1のピッチに戻ってくるの」と言うと、監督は「うちがお前を獲る訳ないだろ！じゃあな」と切られてしまいます。果奈子は亮太郎が自分で移籍先を探すのはダメだと思い、他に交渉してくれる人を探すようにアドバイスします。
スポーツ・マネジメント「ヴィクトリー」という会社をネットで探し、その会社へ挨拶に出かけます。その会社の社長の高柳雅史（反町隆史）と社員の深沢塔子（芳根京子）が会ってくれました。通された部屋にはこの会社に所属するスポーツ界の有名選手の写真がたくさん飾られていました。「ヴィクトリー」は、現在活躍中、あるいは過去に活躍した選手のサポートをしている会社です。過去に活躍した選手のセカンド・キャリアを作る手伝いをするのです。社長の高柳は新町の希望を聞きます。新町は「とりあえずJ１ならどこでもいいです。子供を転校させたくないので、関東のチームがいいかな。なければ、J2、J3でも、もし本当になければ」その後、年俸の話になり、新町のJ１の時の最高年俸は５２００万円、J２の時は１２００万円、J3では４５０万円とすでに会社は新町の年俸を知っています。そこで新町は「年俸にはこだわりません。J1に復帰したら、そこで活躍して自分で上げていきます」と全く自分を過信した、信じられないことを言うのでした。
| これからテレビで放映される「ブログで紹介した作品」（検索欄に「掲載日」「題名」を入れて検索し、出てきたページの中をお探しください。「アメブロ」は月別で一覧を出して検索するのが早いです。「さくら」は月別がありません。出ない時もあります。放映時間は必ずご確認下さい） | |||||||
| お勧め度 | 放映日 | 曜日 | 開始時間 | 映画タイトル | 放映チャンネル | さくら掲載日 | アメブロ掲載日 |
| ○ | 6月29日 | 水 | 13:30 | 「オーバードライブ」 | ムービープラス | 22.4.17 | 22.4.17 |
| ◎ | 6月29日 | 水 | 13:00 | 「ケープフィア」 | NHKBS | 22.6.26 | 22.6.26 |
| ◎ | 6月29日 | 水 | 16:45 | 「ウインド・リバー」 | ザ・シネマ | 21.12.20 | 21.12.20 |
| ◎ | 6月29日 | 水 | 12:30 | 「羊たちの沈黙」 | ザ・シネマ | 21.9.6 | 21.9.6 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 18:25 | 「日本沈没」 | 日本映画専門チャ | 21.11.2 | 21.11.2 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 13:00 | 「陽のあたる場所」 | NHKBS | 21.10.11 | 21.10.11 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 19:00 | 「ブラック・スワン」 | WOWOWプラス | 21.7.6 | 21.7.6 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 4:00 | 「ウオーク・トウ・リメンバー」 | ザ・シネマ | 22.2.23 | 22.2.23 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 1:45 | 「羊たちの沈黙」 | ザ・シネマ | 21.9.6 | 21.9.6 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 18:00 | 「レ・ミゼラブル」 | ザ・シネマ | 21.12.9 | 21.12.9 |
| ○ | 6月30日 | 木 | 9:00 | 「花のあと」 | WOWOWシネマ | 21.9.16 | 21.9.16 |
| ◎ | 6月30日 | 木 | 11:00 | 「必死剣鳥刺し」 | WOWOWシネマ | 20.12.6 | 21.4.9 |
| ○ | 6月30日 | 木 | 14:30 | 「HOKUSAI」 | WOWOWプライム | 22.4.25 | 22.4.25 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 6:00 | 「スペシャルズー政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たち」 | ザ・シネマ | 22.6.27 | 22.6.27 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 13:30 | 「ジョーズ」 | ムービー・プラス | 21.12.27 | 21.12.27 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 1:45 | 「レディ・マクベス １７歳の欲望」 | ムービー・プラス | 22.2.28 | 22.2.28 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 8:15 | 「戦場にかける橋」 | ムービー・プラス | 21.12.21 | 21.12.21 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 23:45 | 「ファーストマン」 | ムービー・プラス | 20.12.10 | 20.12.10 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 18:30 | 「ブリッジ・オブ・スパイ」 | WOWOWプラス | 21.5.14 | 21.5.14 |
| ◎ | 7月1日 | 金 | 18:45 | 「羊たちの沈黙」 | ザ・シネマ | 21.9.6 | 21.9.6 |
| ◎ | 7月2日 | 土 | 6:00 | 「EXIT」 | NECO | 21.6.10 | 21.6.10 |
| ◎ | 7月2日 | 土 | 7:45 | 「プラトーン」 | WOWOWプラス | 21.7.2 | 21.7.2 |
| ◎ | 7月2日 | 土 | 14:30 | 「プレデター」 | WOWOWプラス | 21.2.13 | 21.2.16 |
| ○ | 7月2日 | 土 | 0:00 | 「英国王のスピーチ」 | WOWOWプライム | 21.4.21 | 21.4.21 |
| ◎ | 7月3日 | 日 | 5:00 | 「黒い司法―０％からの奇跡」 | ムービー・プラス | 21.2.26 | 21.4.29 |
| ◎ | 7月3日 | 日 | 9:30 | 「バベル」 | WOWOWプライム | 22.6.28 | 22.6.28 |
| ○ | 7月3日 | 日 | 14:15 | 「ヒート」 | WOWOWプライム | 21.2.24 | 21.4.8 |
| ◎ | 7月3日 | 日 | 17:15 | 「パブリック・エネミーズ」 | WOWOWプライム | 21.5.12 | 21.5.12 |
| ◎ | 7月3日 | 毎週日 | 21:00 | 「オールドルーキー」 | TBS | 22.6.29 | 22.6.29 |
