動線、素材、色調、調光、空調…etc.これらで構成された第三の皮膚とも言える住空間は体調にも深く関わっています。衣類(第二の皮膚)の素材を選ぶように住まいを形作る要素にも意識を向けてみませんか。空気中の有害物質を吸着し、穏やかな静けさをもたらし快適な湿度に調節してくれる…。それが五千年の歴史を持つ『漆喰』集とくつろぎの場であるリビング、人生のおよそ三分の一を過ごす寝室、それぞれの空間が『癒える』空間へと様変わりします。たまゆら堂のサイトもご覧くださいfacebook MyAlbumはこちらから
和歌浦 井上邸築70年以上にもなる古民家の内装壁塗り替え工事。まだハイハイのお子さんもいるので、ポロポロ崩れる砂壁を明るい色調の砂漆喰壁へと塗替えていきます。古い砂壁や繊維壁は、水を配り暫くおいてからスクレーパーで削ぎ落とし、現れた下地の土壁(正確には中塗りの砂土壁)のひび割れや痛んだ箇所を石工系のプラスターで補修します。後は調合した砂漆喰で、『コスリ→追っかけ塗り→押え』の行程でタイミングをみながら仕上げます。玄関の丸窓から覗く弁柄の漆喰で仕上げたダイニング
漆喰レリーフ『蓮(vajra)』たまゆら堂一夢庵の床の間は、壁面に使った漆喰でレリーフを製作。いわゆる鏝絵と呼ばれるもの。下地にチョークで作画して、石工系プラスターでモデリングし大まかな凹凸を造ります。下地を一度完全に乾かす間に、レリーフの廻りの壁面の漆喰塗りを仕上げます。壁面の漆喰がある程度乾いたら、レリーフの仕上げる範囲に水を配りながら漆喰を塗り、タイミングをみて鏝で押えて仕上げます。
一夢庵 @たまゆら堂たまゆら堂のメインルーム(八畳間)は、調合した2種類の砂漆喰を使い、朝焼けの雲海をイメージしての仕上げ。顔料で調色した漆喰は、乾いた時の色はかなり淡くなるので、ある程度は経験と感で、あとは出たとこ勝負です。下の写真は施工途中。鏝板に乗せた2色の漆喰と塗り立ての壁面