本当に好きだったら、好きな人とだったら


歩くときって、歩調をその人と合わせるもの。




そういえばあなたは、一度も合わせてくれたことは無かった。


短い間だったけど




本気で好きになってしまった


だからあのとき、手に触れるのをやめた。








触れなかった私、バンザイ。



あなたの手は、私にとって小さすぎる。


自分の分しか、手に掴めない人。

相手の分は、その手では掴めきれない。


…まぁ、そもそも掴む気すら無いあなただから、そのサイズなんでしょうね。






誰も見て居ないと思ったら大間違い。




なるほど。

あなたは確かにゲーマーですね。



でも

楽しむのは本当のゲームにしておいてほしいかな。



人の心までゲーム同様に扱うのは、やめてください。



私が最後まで「好き」と言わなかったから、あなたは次の攻略対象にすぐに移った。


私は優しさに惹かれつつも、心のどこかであなたのそんなところに気が付いていたから

自分からは絶対に「好き」と言わなかった。

私もゲーマーだから。負けるのは嫌だった。

でもあなたと違うのは、

私は人の心までゲームみたいに扱わないし、扱えない。



新しい攻略対象のあの子とは、最近調子どうですか。



あの子の好きな場所で、あの子の好きなお菓子を買って、

みんなの前で渡してみたりして。

本当にわかりやすい人。

それに気づかないあの子は、おバカさん。

「好き」だなんて言葉、あなたに使うのはもったいない。

言わなかった私、バンザイ。

第3者として今、あなたとあの子を見ていると、いかにあなたがゲーマーであるかがよくわかる。

あの子なら簡単に攻略出来るでしょうね。あなたが思っているように。


さて、これからあなたはどう攻略していくのかな。

ゲームの行方を、生暖かい目で見守らせてもらいます。




追伸: 私が好きな果物はザクロです。深みと品のあるガーネット色が好き。

     苺も、浮ついたピンクも大嫌い。