2021年9月、金ちゃんの塾では、過去問へのチャレンジがスタート。
週に1,2回、自宅で時間を測り過去問を解き、答え合わせをして、結果を自分で振り返り、自分の得点と合格最低点、合格者平均点、そして強化を要するポイントを評価シートに記入して先生に提出する、という流れです。


これを1人でやるって、ハードル高いですよね。でも初めのうちはやってました。だんだん親が関わるようになったけど。初回は、全然できないことを突きつけられるから、激しくショック受けます。それでも、間違えた問題を解き直したり解説を読んだり類題を練習して、2回目に挑戦したときには得点が伸びる。少しずつ自信をつけるために大切な取組みなんですよね。


残念ながら、彼は、できなかった問題はできないままで「もう終わり」として放置。プライドが邪魔して、苦手なことを認めたくないのかな。当然、2回目も得点は伸びません。第一志望挍の問題はむしろ、2回目の方が得点が下がりました。

一方、不登校になってから、いろいろ理由をつけて塾も休むようになっていました。


休みが何日も続いた後のある雨の日、塾から私に未着の電話が入りましたが、金ちゃんに電話してもつながりません。帰宅すると、なぜか金ちゃんは家にいる。

金「足が痛くて行かれなかった」

どこへも出かけず家にいて、怪我をしたわけでもなく足が痛くなるようなことは何もありません。

母「じゃあ、車でなら行けるよねっ」

私はタクシーを呼び、泣き叫ぶ金ちゃんを無理矢理引っ張ってタクシーに乗せ、塾に連れて行きました。ムキー

着いたのは3コマ目の終わり近かったかな。

そして授業の後、金ちゃんが大好きな先生に、三者面談してもらいました。

アポなしでいきなり面談してくれって来て、超やばい保護者だと思われただろうな。でも、その時は金ちゃんへの怒り💢💢💢で完全に頭が占領されてて、他の方法を考えることはできませんでした。

先生は、穏やかに対応してくれました。