私は私立中高一貫女子校出身です。学区の公立中は荒れていて、たむろしている中学生が怖かったので行きたくなかった。私立に行きたいと親に頼み、小5で塾に入り、徒歩で行ける女子校を受験し行かせてもらいました。中高時代は楽しく過ごしつつ、大学受験を見据えた学習指導に熱心な学校だったので、予備校通いもせずに志望大学を受験し現役で進学しました。

我が子も同じような道を歩いてくれたら、と願っていたのは事実です。そして、金ちゃんが低学年の時に家族で複数の中高一貫校を見学に行きました。どこも特色があり素敵な学校ばかり😍😍

金ちゃんが、学区の小学校が家から遠いことに文句たらたらだったことは前に書きましたが、学区の公立中学はさらに遠くて、歩いて30分以上かかります😱

公立中は自転車通学は🈲

小学校の同級生とのトラブルの経験で、人間関係をリセットしたい思いもあったのでしょう。金ちゃんは、絶対受験して私立中に行く、という意志を固めたようです。「オレ志望校は、⭐︎⭐︎学園、併願校は**中学!」などと語るようになりました。それらは、偏差値を15-20あげないと厳しい学校でした。


でも、合格するための勉強に一生懸命にはなれなかったんですね~


なぜ?

根拠なく得意だと思ってたはずの勉強に、「勉強いやだなあ」「がんばる気になれない」と思わせる要素が加わっちゃった?


模試の成績が悲惨だった時、

「またまだ大丈夫。今もがんばってるんだし、これからもがんばろうね。挽回できるよ」と言ってくれる母親じゃなくて、「塾の宿題もやらずに授業もまじめに受けてないから出来なくて当然だね。なんでやらないの」と言う母親だった。


苦手な教科で模試の成績が上がった時、

「今回はがんばりが報われたんだね!続けてがんばれてうれしいね」と言ってくれる母親じゃなくて、「今回の範囲はたまたま得意な単元だったんだね」と言う母親だった。


塾で教わって覚えたトリビアを食卓で披露すると、「金ちゃんすごいね!そんなこと知ってるなんて。もっといろいろ教えてほしいな」とは言ってくれず、即座に関連のクイズを出しコテンパンにする母親だった。


もうこの辺にしておきますが数えきれません。そうです、母という毒親の不安と怒りのせいです。そして私たちは悪循環に陥りました。


塾の勉強が難しくてついていけない

母が躍起になり、気力のない時にも勉強させられる

自宅学習に嫌悪感を持つ

やる気になれず、遊んでしまう

塾でますますついていけなくなる

母がさらに躍起になる


こんな感じ?

私が金ちゃんを勉強嫌いにしてしまったことは、ほぼ間違いないでしょう。


金ちゃんの幸せのための中受のはずだったのに、私はなぜ金ちゃんに寄り添えず、心を金ちゃんへの怒りでいっぱいにし、毒親行動を取ったのでしょうか?


毎回、どうしても長々と書いてしまいます。失礼しました。