たしか小学校六年ぐらいの頃だったと思うんですけど、友達の家でみんなで『マリオカート』をやろうっていう話になったときに、もう六人ぐらいメンバーが集まってたんですけど、
「U君呼ぶ? どうする?」
みたいな話になったんですよ。
U君はクラスでも目立たない感じで、特別面白いことを言うようなタイプでもないんです。
その時に誰かが、
「U君も呼ぼうよ。枯れ木も山の賑わいって言うじゃん」
って言って呼ぶことになったんです。
今思えば、友達を枯れ木呼ばわりして相当失礼な話なんですけど…。
それで結局U君も来て、その日別にU君が特別活躍したっていうわけでもないんですが、やっぱり人数が多いということもあって盛り上がったんです。
確認したわけじゃないですけど、U君が来てくれて良かった、ってみんな感じたと思うんです。
ブログ書いているときに、このエピソードをよく思い出すんですよ。
ブログに、その日あったこととかを書きますよね。
それで、ブログをアップする寸前に、
「この内容を、わざわざアップする意味はあるのか?」
っていう疑問が頭をよぎることがよくあるんです。
それでアップしなくなって、ブログを辞めてしまう人もいると思います。
僕の周りでも、ブログを途中で辞めてしまう人が多かったですから。
ただ僕はそんなときいつも、
「いや、枯れ木も山の賑わいだ。特に中身のないエントリーだが、とりあえずアップしておこう」
と思ってアップしてるんですよ。
だからこんなに何年もブログを書き続けてこれたんだと思います。
というわけで、今後もせっせと枯れ木のようなエントリーを書いてはアップしていきたいと……
って誰のエントリーが枯れ木やねーーん!!ぼけええええええ!!!
(完)