現在(2019/11/1)、公開している映画「JOKER」を見てきました。

URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

 

 

見ようと思ったきっかけは、岡田斗司夫ゼミ10月13日号の

 「特集・映画『ジョーカー』ネタバレ解説~あなたの隣にJOKERはいるかもしれない」

です。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=IS8Y8efQ2EQ&t=10s

 

めちゃくちゃ、私の心に刺さりました。

見たくて見たくて、毎日がソワソワしていました。

 

 

以下、ネタばれが含んでいるような気がします。

注意して、読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、いじめの原則として

「強いものが弱いものをいじめる。その弱いものが、さらに弱いものをいじめる。」

と思っている。

 

ブルーハーツも、TRAIN-TRAINという曲の中で

弱いもの達が夕暮れ、さらに弱い者を叩く

と、言っている。(改めて歌詞を読むと、TRAIN-TRAINは、JOKERを歌っている気がする)

 

この映画JOKERの主人公は、一般的な社会カーストでいう底辺に位置している。

精神病患者として、社会不適合者のレッテルを貼られている。

バカにされ
侮辱され
足蹴にされ
コケにされ
見下され
ぞんざいな扱いを受け
冷遇され
蔑ろにされ
邪険に扱われ
白眼視され
疎外され
仲間外れにされ
差別され
貶まれ

  :

そんな扱いを受けた人は、どのような行動をとりますか?

生きるために、何をするのだろうか?

 

何をしてもダメ。もう下は嫌だ。と思っても、

上がる機会に振り回され、上がる機会が奪われ、上がる機会を逃す。

なんとかカーストの上に行こうとするも辛く、厳しい。もう、チャンスすらない。

何も持っていないのではなく、すべて奪われたのだ。
 

 

再度、伺います。

そんな扱いを受けた人は、どのような行動をとりますか?

生きるために、何をするのだろうか?

何を希望とするのだろうか?

 

私だったら、振り返って、ちょっとしたことでもいいので

誰かから「いいね」と褒められたことを、必死に思い出そうとします。

その藁に、その蜘蛛の糸に、しがみ付くだろう。

その中から、自分の好きだったこと、得意なことを磨き

人の役に立つようにします。

 

 

 

映画の主人公は、違った。

下に位置しているのに、殺人まで犯してしまった。

もうだめだ。と思っていたら、それが褒められた。

で、気づいたんだろう。それがチャンスだと。

 

だったら、下に降りたらいい。(上るシーンと、下るシーンの演出差が素晴らしい。)

とことん下に行こう。残っているものも、何もかも、すべて捨ててしまえ。

 

カーストは、よく上が1点の下が底辺の三角形で表されるが

私は、ひし形だと思っていた。この映画を見て、カーストはひし形を確信した。

下の下の下の…は、オンリー・ワン。そして、スペシャル・ワン

 

 

皆さんは生きていて、

 こいつみたいになりたくないな。

 こうは、なりたくないな。

などと、自分より下の者を探していませんか?

 

"いいね"をもらって、

人から羨ましがられ、憧れられる人になろうとしていませんか?

いろんなこと参加して、自分の立ち位置を確認し、

日々、ちょっとでも上にあがろうと藻掻いていませんか?

または、ひし形の真ん中にいることに安心していませんか?

 

 

その行きつく先は、JOKERを生み出すかもしれません。

そう、あなたの隣にJOKERはいるかもしれない。

 

 

なぜ、めちゃくちゃ、私の心に刺さり

見たくて見たくて、毎日がソワソワしていたのか?

一歩間違えていたら、私はJOKERになっていたかもしれない。

幸せなことに、私の周りには、たくさんの支えてくれている人がいる。

だから、JOKERにならない。そのことに感謝。

 

 

 

最後、JOKERはモンスターになった。

モンスターは、人を恐怖させる。

 

蒼崎橙子(アニメのキャラです)によると、人を恐怖させる条件は三つ

 一 怪物は言葉を喋ってはいけない。

 二 怪物は正体不明でなければいけない。

 三 怪物は不死身でなければ意味がない。

                        

自分を押し殺して、ほんとに言いたいことを言えず、言葉になっていない。

皆から仕事の同僚からも、「気持ち悪い」と言われ、何を考えているのか正体不明。

最後に、事故から復帰し、不死身と皆に思われた主人公は、ついに、怪物JOKERとなった。

 

この映画を見て、「暴動が起きる」と感じた人は

誰かを下にして、生きてきていませんか?

つまらなかった人は、下から奪っていませんか?

 

下かも?と感じた人に

手を差し出せませんか?

対等な目線で、話せませんか?

 

新たなJOKERを生み出さないために…

いや、いっそ…と、

新たなJOKERの出現を望んでいる自分がいた。