入学早々生徒総会でタンカを切るような、
パンチの効いた高校生だった私にとって、
変わり者は私だけじゃないし、
と気が楽になれたのは、
さらにパンチの効いた友人マサキの存在のおかげ。
たまたま伊那に帰ったら一時帰国していたから
10年ふりくらいに会えたよ。
カナダの大学教授で、
今度地下水の研究の世界的な賞を受賞するらしい。
貫いたね〜。
高校時代に出会えてよかった。
常にマサキに負けたくないという自分がいた結果
今の自分がいるからね。
距離や時間を超えて
常にその存在が自分にとって意味を持つ。
そんな友。
相手にとって自分もそうでありたいと、
そう思う。
彼は社会に何かインパクトを与えたいという。
私は違うな、と思った。
私は私の中に生じた謎を常に解きたい。
ということに気づいたのも、この久々の邂逅から。