久しぶりの記事です。不慣れなのと、3月は超忙しかったので更新をいきなりさぼってました。


さて、あなたは所謂ハンコのことをなん呼びますか?はんこ、印鑑、判子。これらはよく呼ばれている表現ですが、正しくは「印章」といいます。でもインターネットで検索されるキーワードは「印鑑」が圧倒的に多いです。


印章のルーツは、紀元前4000年ごろのメソポタミア。それが、シルクロードによって中国に渡ったそうです。紀元前1400年の殷の時代と記録されているそうです。


わが国へは天明4年(1784)筑前国糟屋郡志賀島から出土した「漢委奴国王」と彫刻された金印が日本へ渡来した最古の印章だといわれとぃます。


わが国で印章が使われるようになったのは、大化の改新により大宝律令が制定されたときからといわれています。以来時代の変遷とともに、印章が正式に市民権を得たのは、明治6年(1873)10月1日、太政官布告で一般庶民も実印の使用が認められるようになりました。署名のほかに実印を押す制度が定められたのです。


これを記念して10月1日が「印章の日」となりました。


当店は実印の制度が制定されるより早く明治4年に創業しました。以来紆余曲折はありましたが、明治4年の創業以来140年近く、地元・近隣の皆様から印鑑を 「技術と誠実さで丁寧に彫り上げる専門店」として 、永年のご信頼をいただいて参りました。


印鑑 京都の彫師・畑正のブログ-当店の作品です

      当店の作品です


 特に大切な実印・銀行印・法人代表印・角印などは 偶然にも同じ印影が他に存在することのないように、 お客   様のご健康とご多幸を祈りつつこの世にただ1本の印鑑として精魂こめて彫刻いたします。


良い印章は良い印象につながります。大切な印鑑は信頼できる専門店で。


 興味のある方は覗いて見てください。

 印鑑の通販 京都の老舗のはんこ屋【畑正】



今夜、久しぶりに後輩に会いました。上のお子さんが小学校にこの春入学されます。かわいい女の子でお父さんべったり。親父離れをした3人の子供を持つこちらとしては、なんとも羨ましい光景です。下のお子さんも二年後には入園だそうです。


子供が生まれた時の喜びはひとしお。ハイハイをしたといっては喜び、立ち上がったといっては手を叩き、歩いたといって大騒ぎ。


夜鳴き、突然の発熱。様々なことを乗り越えて漕ぎ着けた子供の新しい門出。うちの子、ちゃんとやっていけるかな~?期待と不安が入り混じった数年前の春を思い出していました。


嫁はんと一頻りそんな話をしていましたが、いつしか入園、入学前の準備の大変だったことに話が及びました。何と言っても様々な持ち物に全て名前を書き入れなければならなかったこと。オハジキや計算棒といった細か~い、書きにく~い物にまで一つ一つ夜遅くまで苦労して名入れをしていたのを思い出しました。


ここ数年、こんなママさん(パパさんも)のイライラを取り除く物が出てきました。名前のゴム印です。ノートなどに捺せる少し大きいサイズからオハジキなどにも使える小さな物までセットになった物が発売されています。


便利なのは特性のインキで布、プラスチック、金属と何にでも捺せることです。こんなに便利な物があれば、あの時の嫁はんの苦しみは解消できたのにと残念です。と言うか、お前がそれを開発せんかい!といわれそうですね。本当にボーとしてました。


今では各社色々な物がでていますが、よければお名前ゴム印【ごむっ子】も見てみて下さい。奥さんにプレゼントすれば喜ばれますよ。



印鑑 京都の彫師・畑正のブログ-こんな物にまで名入れするの
こんな小さなオハジキにも楽々名いれできます


印鑑 京都の彫師・畑正のブログ
こんな細長い計算棒にも簡単、キレイに入れられます!


お名前ゴム印【ごむっ子】



京都の上京区で140年近く、はんこ屋を営んでいます(株)畑正です。初めてブログを開設しました。今後印鑑や落款、表札等の役立つ?情報をボチボチと書いていきたいと思います。よろしくお願い致します。