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ある国に大きな地震が起きて、僕たちは急いで駆け付けたんだ。建物は壊れて、道路は塞がったし、水も電気も通らなくなっていた。まだ建物の下敷きになっている人、住むところがなくなった人、夜の寒さに凍えている人がいっぱいいる。何が何でもみんなを助けよう!
「温かいスープ、いっぱい作ってるよ~」
「押さなくていいからね。沢山あるから。」
僕たちはスープを作っているよ。お腹がすいている人たちのためにいっぱい用意してきたよ。どんどん送って来てるからみんなお腹いっぱいおかわりしてね。手の空いている人たちにも手伝ってもらえて、僕たち大助かりさ。
「痛いよ~」
「ごめんね、じっとしててね。」
私は怪我した人たちの手当をしているわ。病院にあるものと、私たちが持ってきたものを使うのだけど、それでも道具が足りなくて…でも、そんなこと言ってられないからありあわせでも何でも助けないと。
「大変だ!!包帯が無くなったよ!!」
「え!?本当?じゃあ私が持ってきたタオルを消毒して使って!!」
「でも、それを使い始めたら…」
「人の命には代えられないでしょ!」
「トントントンっと…」
「僕は廃材を拾ってくる係」
「僕は切って整える係」
「僕は組み立てる係」
僕たちは壊れた家を建て直しているよ。何よりも家がないと大変だもんね。僕は大工見習いをやってたというだけで、家を組み立てる係を頼まれたんだ。まだまだ半人前なのに大丈夫かなあ。いつも怒られてばかりだったけど、今だったら怒ってくれてた棟梁に感謝するよ。だって、こんな風にみんなのために家を建てることができるんだもん。帰ったらもっともっと鍛えてもらおう。
「温かい布団持ってきたよー」
「ぐっすり眠れるよー」
私たちはみんなに布団を配ってるの。夜は寒いから何もなかったら風邪ひいちゃうしね。
「え?足りないって?」
できるだけ沢山持ってきたのにそれでも足りなくなったの。
「じゃあ、私たちの布団を回して。」
それでも追い付かないわね。どうしよう…
でもでも、布団が足りないかこそ家族や小さい子ども同士、寄り添いながら一つの布団で寝ているわ。
ふふふあの子達、すごく仲良いのね。
「痛いよー!!助けて~」
建物の柱の下敷きになっている人がいる。僕たちは逃げ遅れた人を助ける役。ものすごく大変だし、つらい仕事だけど、大事な仕事だから僕はこの役目を選んだんだ。
「じっとしてて、すぐ助けるからね!」
「ジャッキ回して!!」
「はい!!」
「次はこっちにジャッキ!!」
「はい!!」
「それじゃあ引っ張って。1、2の3!!!」
無事にこの人を助けることができた。
「大丈夫?」
「うん、ありがとう…いてて…」
「この人を医療班のところに連れて行って!!」
「はい!」
この人は怪我をしているけど、手当てしてもらったらすぐ治るね。でも、周りにはまだ助けを求めている人は沢山いる。すぐ次のところに移動しな…い…と…
「隊長!大丈夫??」
「大丈…夫…だ!!早く次…」
「隊長、昨日から寝てないでしょ!少し休んで!!隊長が休んでる間僕たちが何とかするから!!」
「わかった。頼んだ…よ。」
「うん、じゃあみんな、絶対に全員助けるよ!!」
「おー!!」
「大変だよ!!あの家、火事になってるのに、この子のお母さんがまだ中に…」
「ママーー!!」
「そんな…あの火の中じゃあ…」
「リーダー、僕に行かせて下さい!!」
こんな時が一番つらい。
「あそこに入って助かる保証は無いから…行かせることは出来ないよ」
「でも、あの子のお母さんが!!そんなの黙ってられません!!」
「分かっているよ。でも…あの子のお母さんも、君も同じ大切な命だよ。だからこんな危険なところには行かせられないよ。分かって欲しい。」
「!!」
「どうした?っておい!!」
あの二人はいたずら小人!!普段いたずらや勝手なことばかりやって僕たちを困らせている問題児!!
「そこは今入ったらだめだよ!!今にも崩れそうなんだから!!」
「そう言ってられる事態じゃないだろー」
「僕たちが見事助けてやるよ!!」
「こら!!勝手な行動は…って行っちゃった!!」
「ママー!!よかったあ!!」
「坊やも無事だったのね」
「ママが助かってよかったー。いたずら小人さんありがとう。」
「へへ、僕たちに不可能はないぜ!!」
「お母さんを困らせちゃあだめよ!イテテ。」
この二人が崩れた建物から母親を背負って出てきたんだ。僕は隊長として後でこの二人を怒らないといけない。僕の言うことを聞かなかったからじゃあないよ。勝手な行動をとってみんなを心配させたから。僕たちにとっては、この2人も大事な仲間だから何かあったら、僕たちみんな悲しむよ。
「お姉ちゃん、お怪我大丈夫?」
「うん、ちょっと尺骨がボッキリいった程度だからねw」
怪我で済んでよかったよ。お母さんを助けられたことは心から僕も嬉しいんだよ