ごきげんよう。
4年、第11期幹事長の野口です。
3月16日、在日米軍横田基地に、3年中村・齊藤と4年徳屋・石川・飯島の6名で訪問して参りました。
今回は、トモダチ作戦をはじめとした多大なご支援を頂戴した、米陸軍・米海軍・米空軍・米海兵隊の4軍に一体ずつ千羽鶴を贈呈させていただきました。
今回の訪問は、東日本大震災から一年経った後の訪問であり、祈念事業の最後の訪問でもあったため、感慨深いものがありました。
米陸軍は、被災した仙台空港の復旧作業に際して、大型重機などを使って空港敷地内にあった損壊車両を撤去するなどの大きなご活躍をされ、復旧への大きな一歩を実現してくださいました。さらにJR仙石線のがれき撤去作業にも従事され、この活動を「魂を込めて」鉄道の復旧を目指そうとの思いから「ソウル・トレイン作戦」と命名されたことを知り、隊員一人一人が心を込めて活動にあたってくださっていたことを実感いたしました。
米海軍は、震災発生直後に米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンをはじめとした艦船を三陸沖へ派遣していただき、我が国の自衛隊と共同で救難・支援活動に従事してくださいました。また、自衛隊と協力して約3万食もの非常食の支援物資を即座に輸送してくださったことは、物資の不足していた被災地の人々を安心させてくださいました。さらに原発事故に対しても、海軍の船で約190万リットルもの淡水を輸送・提供してくださり、事故収束に向けての協力をしていただきました。
米空軍は、横田空軍基地、三沢空軍基地の飛行場を、人道支援物資と救援活動者を運搬する日本の航空機のためにすぐさま開放してくださり、被災地での活動を円滑にしてくださいました。またC130輸送機などによって医療品を輸送してくださり、震災によって物資の輸送調達が困難となっていた被災地の人々の命を救ってくださいました。そして、被災した仙台空港の復旧を驚異的な早さで成し遂げてくださったことは、円滑な支援物資輸送を実現しただけでなく、日本国民の大きな励ましとなりました。
米海兵隊は、援助作戦で使用する前方展開武装・燃料補給設備(FARP)の輸送を実現してくださり、それによって援助・輸送のためのヘリコプターが任務を継続して遂行することを可能にしました。
また、物資を配布し早急に治療を要する人々に基礎的な医療ケアを施していただいたことや、避難所であった公民館にシャワー施設を設置していただいたことは、被災者の避難生活を和らげてくださいました。
それぞれの軍が行った支援活動に感謝をお伝えすべく、在日米軍司令部のある横田空軍基地を訪問して参りました。
訪問にあたって、横田基地見学のツアーを組んでくださり、基地内の車窓見学やC-130輸送機の見学もさせていただきました。
中でも震災時にも活躍したC-130輸送機を間近で見学させていただいたことが強く印象に残っており、
輸送機の内部まで丁寧にご説明いただきながらの見学に、大変感激しました。
そして、千羽鶴贈呈では、
在日米軍司令官フィールド空軍中将、在日米軍副司令官クラウ海兵隊少将、
マクダニエル陸軍大佐、ホルブルック海軍大佐の4名の皆様が、
それぞれの軍を代表してお受け取りくださいました。
司令官は「日本国民の皆様ほどではないにしても、私たちの心の中には日本があり、日本の皆様を助けることは当たり前で、どうやって手助けするかが重要でした」といった主旨のことを述べられ、
震災時のことを思いだされながら、自衛隊の活動について、真っ先にお話くださいました。
写真一番左がフィールド司令官、一番右がクラウ副司令官
自衛隊は自分達にとって兄弟のような存在であり、手助けするのは当たり前であった、とおっしゃっていたこと、
自衛隊が不眠不休で活動している姿について語られ、自衛隊の労をねぎらっておられたことが、
深く印象に残っています。
震災時、実際に支援の中核としてご尽力されていた司令官のお話を間近に伺い、米軍と自衛隊が強い信頼関係によって結ばれていることを感じました。
同時に、物理的な意味合いのみならず、精神的な意味合いにおいても、米軍から頂戴した支援が大きなものであったことを実感いたしました。
一日本国民として、それらのことを肌身に感じることができ、非常に有り難く思います。
千羽鶴は、代表者を介して、それぞれの軍へお届けいただきます。
米陸軍、米海軍、米空軍、米海兵隊の皆様、本当にありがとうございました。
後列左から、在日米軍司令官フィールド空軍中将、在日米軍副司令官クラウ海兵隊少将、
ホルブルック海軍大佐、マクダニエル陸軍大佐
今回の訪問を持って、24体、全ての千羽鶴のお届けが完了いたしました。
このブログでは紹介できなかった場所や、郵送となった所もありましたが、どの届け先でも、感謝のお言葉をいただきました。
犠牲者が生きておられたら、伝えたかったに違いない感謝の思いを、そして、一国民としての感謝の思いを、一つ一つの届け先に受け止めていただいたことに、大変感激しています。
今回私たちが行ってきた活動は、「学生時代の一活動」ではなく、「日本国民としての、私たちの人生の中の活動」だと認識しています。
一羽一羽に託した思い、一つ一つの訪問先で感じたこと、それらすべてのことを、一生涯のものとして、自らの人生に刻み込み、自らの生き方に反映させていきたいと強く決意する次第です。








