私は蜜蝋の専門工房を営んでおります。蜜ろうキャンドルの製造販売とともに、ハンドクリームやお菓子作りに使う蜜蝋も創業当時(1988年〜)から販売してきました。そして、蜜蝋ハンドクリームを普及するために、作り方を伝えるワークショップも長年続けています。
一昨年にあかぎれで手を赤く滲ませて痛々しかった方が、昨年また参加されて、ニコニコときれいになった手を見せて「神クリームです」と言ってくれました。ほかにも、冬になるとかかとが割れて痛くて歩けなかった方が歩けるようになったとか、アトピーのお子さんや乾燥肌で痒いという年配の方が良くなったなど、感謝のメールや手紙はたくさんいただいています。
私自身は毎日蜜蝋を触っているので一度も手荒れしたことがありません。カサカサすらしたことがありません。30年以上も前の話ですが、息子のひどいおむつかぶれが、病院からもらった軟膏が効かなくて、私が作った蜜蝋クリームを塗ったらすぐに治って驚いたことがありました。
昨年、ネットで調べまくって手荒れがなかなか治らない原因がわかりました!
なんと「黄色ブドウ球菌」が出す毒素でした。
荒れた皮膚や傷口のタンパク質や脂質などを栄養として黄色ブドウ球菌が増殖し、その黄色ブドウ球菌が出すエンテロトキシンなどの毒素が手荒れを悪化させるとのこと。この毒素は、アトピー性皮膚炎の方の患部からも多く検出され症状を悪化させる原因とされています。しかもこの黄色ブドウ球菌が肌に潜伏するとバイオフィルムというバリヤーを作り、アルコール殺菌や手洗いが効かなくなるのだそうです。
本来、健康な皮膚には「表皮ブドウ球菌」などの善玉菌が存在し、皮膚を弱酸性に保ち、黄色ブドウ球菌のような悪玉菌の増殖を抑制しているのですが、過度な手洗いや強力な洗剤・消毒液の使用、乾燥などによって手荒れが進行すると、これらの善玉菌が減少し、皮膚のバランスが崩れて黄色ブドウ球菌が増殖しやすい環境になると。
では、どうして蜜蝋クリームが手荒れに良いのでしょう。それは、蜜蝋にはプロポリスが含まれるからです。さらに私のワークショップでは10ccに一滴のプロポリスをあえて添加して作っていただいています。実はこのプロポリスが、黄色ブドウ球菌に対して強力な抗菌作用を持つのです。このことについては論文がいくつも書かれています。ネットでダウンロードできますのでご覧ください。
信じられないと思いますがミツバチはプロポリスという殺菌剤を作り、常に巣内を消毒しています。その材料が樹木の樹脂です。樹木は自分を悪い菌から守るために樹脂を分泌しているのです。それをミツバチがいただいてきて自分の分泌物と混ぜ合わせてプロポリスを作っているのです。
※在来のニホンミツバチはプロポリスを作りません。セイヨウミツバチがプロポリスを作ります。これはセイヨウミツバチがなるべくその場に棲み続けたい性格なのに対して、ニホンミツバチは環境が悪くなったら引っ越しをするという性格だからです。
怖いのは、荒れた手が食中毒をもたらすことがあるのだそうです。荒れた手から黄色ブドウ球菌が食品に移行し、食品中で増殖する時に出す毒素エンテロトキシンが食中毒を引きおこすのだそうです。特におにぎりによる食中毒はこれが一番の原因とされています。
手荒れで悩んでいらっしゃる方は、過度なアルコール殺菌や手洗いをやめて、ぜひ一度プロポリス入り蜜蝋ハンドクリームをお試しください。
ということで、宣伝で申し訳ありませんがワークショップのお知らせです↓
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黄色ブドウ球菌による食中毒について
黄色ブドウ球菌が手荒れに吸着し「バイオフィルム」を形成するしくみについて




