続きです。レーザー加工機で彫ります。
この赤い箱がレーザー加工機です。右に少しだけパソコンのモニターが見えますが,レーザー加工用のパソコンとつながっています。
レーザー加工機には,消炎用のエアコンプレッサーや集塵機などの周辺機器が必要です。
レーザー加工機の上フタを開けたところです。
上の画像で真ん中辺りのレーザーが出る部分です。
レーザーは,画面で奥側で発生し,鏡で反射させ,レンズで集束させて材料に照射します。
MDFを加工機の中に置きます。
予めパソコンで設計してあるデータをレーザー加工機用のパソコンで呼び出します。
ソフトは,デザインに使うコーレルドローです。レーザー加工機用によく使われています。フォトショップと同様のソフトです。
フォトショップよりコーレルドローの価格が安いです。
加工するのは,シークレットのデザインで,外に猫12匹,中に愛猫注意の文字です。
よく見ると,外枠は赤い線になっています。赤い線は,切断の意味です。
コーレルドローで印刷(レーザー加工機もプリンターと同じ扱いです)し,レーザー加工機に転送します。
レーザー加工機を操作する画面です。
実際に加工する場所をレーザーで確認します。赤い光が見えます。
今回は,図の左上を原点とし,MDFの端から加工するようにします。
加工する材料に適したレーザー加工機の設定をします。
このレーザー加工機は,標準値が組み込まれています。多少の調整はします。
板厚や加工条件の設定が終わりました。緑色の円の白三角マークをクリックしてスタートです。
エアコンプレッサーや集塵機もスイッチONです。
ガラス越しなので見にくいですが,彫り加工をしています。
モニターで進行状況がわかります。
YouTubeの動画をご覧ください。
加工が進んでいます。
彫りは終わりました。
彫りが終わると切断です。モニターに切断の赤い線が出ています。
切断もYouTubeの動画をご覧ください。
切断も終わりました。掛かった時間がモニターに出ています。
34分51秒掛かりました。
上フタを開けてます。焦げ焦げです。臭いです。
切断も大丈夫そうです。
キレイに切断できています。
裏はこんな感じです。裏は跳ね返りで切断した傍が焼けます。
レーザー加工機から取り出してテーブルで見ます。
材料に,はめ込んでいます。
まだ,続きます。
猫の登録証,その2,レーザー加工機で彫ります。