こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます。
さて、今日は、「舞台で踊ること」について、書いてみようと思います。
私は、母が習っていたということで、3歳からバレエを始めました。
初舞台での様子、今でも記憶に残っています。
舞台の袖で、初めての化粧で目がかゆくなって目をこすってしまい、
アイラインがぐちゃぐちゃになって母に急いで直してもらったこと。
舞台に出た瞬間、まぶしい光にびっくりしたこと。
あっという間に終わったけど、ものすごく楽しくて気持ちよかったこと。
すべてが新鮮で、別世界でした。
舞台は、非日常です。
いつのも自分とは全く違う自分になっている「私」がそこにいるのです。
舞台では、3歳であっても、舞台に立ったらその踊りが終わるまで、
踊りの振りを
忘れて立ち尽くそうが、泣き喚こうが、
靴が脱げてしまって立ち尽くそうが、泣き喚こうが、
転んでしまって、泣き喚こうが、
誰も助けに行くことはできません。
自分でどうにかしなければならないのです。
でも、不思議なもので、
袖で直前まで泣いていても、
いざ自分の出番になると、どういうわけか泣き止んで舞台に出て行きます。
途中で靴が脱げても、冷静に自分ではき直し、笑顔で踊り続けます。
転んでも、泣きながらでも自分で起きます。
泣きながらも踊りきります。
(全員ではないですが、ほとんどの子がそうでした)
そうして、舞台を経験した子は、みなその後、大きな変化を見せてくれます。
当教室では、3歳児からバレエを教えさせていただいています。
3歳の生徒さんは、まだまだじっとしていることはできませんし、
踊りといっても、スキップやジャンプ、簡単なステップしか行いません。
でも、それを覚えて、音楽に合わせて、お友達と一緒に列を作ったり円を作ったりして踊るのです。
味覚以外の感覚をフル活用です。
初めはなかなかできませんが、繰り返し繰り返し「練習」を重ねることでできるようになっていくのです。
「できなくても大丈夫!!
できないから、練習するんだよ。
とにかく、やってみよう!!」
そんな風に伝えると、3歳の子供さんであっても、
周りを見て、
自分が何処に行けばよいのか、
どうすればよいのか、を体全部を使って自分で学び取るのです。
自分で体を通して、経験を通して身についたものは、決して盗まれることはありません。
人は、実際に経験したことしか本当はわからないものです。
人は、実際に体験したことしか本当はできないものです。
それこそ、本当の宝物、財産だと私は思っています。
この情報社会でどれだけの情報を知っていても、知っているだけです。
知識でしかないのです。
雪を見たことも、スキーのこと自体も知らない人間に、
「これを読めば、スキーの達人になれる」本を読ませたからって、
スキーが滑れるようになるでしょうか?
スキーのやり方は知っても、体の使い方・滑り方はわかりません。
知識だけではなく、知恵にならなければそれはわかっているとはいえないのです。
私は、子供のときにバレエを習わせてもらえて、本当に良かったと思っています。
今の私があるのは、誰にも盗まれない宝物・財産を実につけてくれた両親のお陰です。
心から感謝しています。
そんな私は、自分の経験から、子供たちにいろんなことを体を通して体験して欲しいと思っています。
全身を使い、感覚を養い、感受性を豊かにするバレエ、体験してみませんか?