エジプトのカイロ郊外に日本政府支援で開館予定(2017年)の「大エジプト博物館」に技術協力するJICA(国際協力機構)の呼び掛けに応じて、エジプト人学芸員が古代エジプトの紙「パピルス」の保存修復に和紙の技術を生かすため京都で学んでいます。
学ぶのは博物館開設に向け発掘品修復を担当しているイブラヒム・タレクさんと、フセイン・イマンさんで、1カ月弱ほど京都市内の工房で実地研修に励みます。
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古代エジプトで使われたパピルス紙は、植物の茎の繊維を圧縮して作られています。植物の繊維を集めて水中ですく和紙とは製法は違いますが、保存修復に和紙技術の応用が期待されます。
文化財修復工房「修美」に通うタレクさんは「大変なのはノリ作り。エジプトでは薬品から作るが、日本では海草などを素材にしており分量の調整が難しい」とのこと。イマンさんは中京区の工房「岡墨光堂」で「虫食い穴を埋める技術も知りたい」と意欲的だそうです。
エジプトで文化財修復作業を指導した経験がある国立民族学博物館の末森薫研究員は「のりを溶く水の成分が違うなど条件が異なり、エジプト流のアレンジが必要だが、日本の伝統技術が現地で活用されるようになればうれしい」との事です。
日本との文化技術交流がエジプトの安定につながったら素晴らしいですね(^-^) 2017年開館の「大エジプト博物館」ぜひ行きたいです~♪
http://www.hasuna.jp/
