先日8日、仙台で開催された

JSNと映画撮影地の元気回復-支援運動報告会に

映画を支える蓮田市民の会も参加をしてきましたキラキラ

 

JSNと映画撮影地を応援する支援運動についての詳細は

コチラをご覧ください下矢印

以下、参加のメンバーからの報告をまとめますグー

下矢印新幹線で一路、仙台へ!

 

コロナの影響で、有名な七夕まつりは残念ながら中止となったようですが、

仙台七夕まつり/中止のお知らせ

駅内には飾り付けが目音符

いつかまた、コロナが落ち着いたら訪れたいものです。下矢印

 

会場は、ホテルメトロポリタン仙台。

三密に最大限配慮し、座席の間隔もあけ、

来場者には検温と消毒がなされるなど、対策されていました。下矢印

 

会の第一部は、支援運動の結果報告と目録の贈呈式でした。

 

今回、映画を支える蓮田市民の会は

来賓としてお招きいただき、

共同代表の島村みき子氏が、挨拶を行いました。下矢印

今まで会が発行してきた“サポーターズニュース”の一部を

来場された約80名の方々へ配布し、

行ってきた活動やその原点となる思い、

そして妙楽寺に設置された

「疎開保育園発祥の地」の記念碑や案内看板のことにも触れ、

ぜひ蓮田市を訪れてほしい、とお伝えしましたグッ

 

同じくJSNが手掛けた「君の笑顔に会いたくて」の映画撮影地となった、

宮城県川崎町の町長、小山修作氏も来賓として挨拶され、

会の第一部終了後にお話させていただくと、

この映画を、町をあげて上映会を行い、

町内全小中学生と、町民の方々へ公開するんだと

熱い思いを語られていました爆  笑拍手キラキラ

 

そして、もう一人の支える会メンバーである、

榎本なお氏が大役を仰せつかり、

支援者を代表して、

JSN代表の鳥居明夫氏へ、目録を贈呈しましたキラキラ下矢印

なお、今回の支援運動では

合計 609件、

総口数 1545口、

総額 772万円

が寄せられ、大きな支援になりました拍手キラキラ拍手キラキラ拍手キラキラ

 

鳥居氏からは、この支援は

人と人とが支えあいながら生きる社会への願いが

集まったものであるのかもしれない、と大変感謝されていました。下矢印

 

第二部は、映画「あの日のオルガン」の

コロナ後の再開第一歩の上映会が行われ、

また久しぶりに涙。。。笑い泣き

 

コロナ禍を経て、あらためて映画を観ると、

困難な状況下でもひたむきに子どもたちを守ろうとする保母たちの姿に、

なにか今と重なる状況を感じ、

私たちもこうして、自らが考え、行動し、

53人の子どもたちを助けるようなことができるのではないかと、

励まされるような思いを感じずにはいられませんでした。

 

第三部では、

平松恵美子監督、李 鳳宇プロデューサー、鳥居明夫氏、

そしてサプライズゲストとして

仙台市出身、美術家・文筆家・非建築家・映画批評家でありドラァグクイーンである、

ヴィヴィアン佐藤氏のトークショーが行われました!

トークショーで語られていた概要を

一部ですが、箇条書きでお伝えしますニコニコ下差し

 

おじいちゃん鳥居氏

・映画「あの日のオルガン」は、当初企画したのは43年前。

 諸般の事情により、ようやく形になったもの。

・今は昔と違って、映画館が大都市にしかなくなっている。

・すべてが経済性と効率が重視される世の中に、

 ゆっくりと良い映画を広めていきたいという思いがあった。

・小さな市や町を切り捨てないために、全国約80カ所の劇場公開後に地域上映を開始。

・上映200カ所を超え、いよいよ次なるステージへと思っていたところ、

 コロナで次々と中止になってしまった。

・このコロナ禍を経て、すべての子どもたちに

 明るい未来をつなぐ映画を作っていきたい。

・次回作も李さんと考えている。

 

お母さん平松恵美子監督

・このコロナ禍で、予定されていた仕事もキャンセルになった。

・その間、東映「いのちの停車場」の脚本を書き溜めていた。

 ※8月7日、東映公式HPより出演キャスト&コメントがリリースされましたキラキラ

  東映/『いのちの停車場』出演キャスト解禁!

・自粛中、リモートでの芝居を数々見たが、やっぱり生でやらなきゃと思った。

・芝居は密な状態の中で生まれる

・ぬくもり、においを感じるようなもの。それを取り戻すような作品を作りたい。

・戦時中と今とは、似たようなところがある。

・私たちの暮らしは当たり前のことではない。

・この今を、のちに自らが語り部となるべく、過ごすべきなんじゃないかと思っている。

・日々を捉え直す良い時間を与えられている。

・コロナ禍はマイナスだけではない。

 

お父さん李 鳳宇プロデューサー

・久しぶりに映画を観て、キャストのオーディションを思い出した。

・今までの映画は、男性が多かったが、

 自分以外はほぼ女性という中でのオーディション(約1000名参加)で、

 女性たちの作品への熱意・熱気を感じた。

・毎年のカンヌ映画祭が、今回はリモートで行われた。

・映画館であれば、一度座席に座ると、すぐには退出しにくいが、

 リモートだと興味がなければすぐに消せてしまう。

・作品を最後まで観てみると、その価値がわかることがある。

 そういうことがなくなってしまうのではと危惧している。

・映画には、制作・配給・興行という3つの柱があり、このコロナで多大な影響を受けている。

・海外では指針がすぐに出て、再開されたが、日本の映画業界は対応が遅かった。

・最近、大学で生徒に教えており、リモート授業を行っている。

・手を挙げさせようとしても、指名されると自分の姿や部屋の中まで

 すべてがクローズアップされることを敬遠して、手を挙げない生徒が多い。

・リモートは経費削減になって良いという声もあるが、

 効率がいいことが良いことなのか?人とのコミュニケーションが希薄になるのでは?

 との思いがある。

・(戸田恵梨香さんが演じた楓先生のモデルとなった)畑谷先生たちが残してくれたものは、

 空襲で何百人も亡くなった中で、53人もの子供たちが救われたという、

 大きなメッセージであると思っている。

 

お母さんヴィヴィアン佐藤氏

・緊急事態の時こそ芸術を。人間の尊厳なのでは。

・今、すべてがリモート化している理由は、

 人がウイルスに感染しないことを第一に考えた結果。

 映画はアマゾンプライムでも簡単に観れてしまうので、安心してしまっている。

・人間の個体としての安全を考えるとそれも大事だが、

 そもそも人間の存在とは何かを考えると、

 人間のしてきた歴史、文化のバトンをつなぐという継承を

 大事にしていきたい。

 

会場の後ろには、各映画撮影地からの特産品が並べられ、

チャリティー募金箱が設置されていました。

蓮田市からは、泣く子も黙る純米酒のレジェンド爆  笑

蓮田市の誇り高い、神亀酒造の“ひこ孫”が提供されましたラブラブ

なんと、またたく間に売れてしまったそうですキラキラ

 

そして、支える会からは

今までの活動報告を写真でまとめた資料を掲示しましたウインクOK下矢印

 

 

 


会がすべて終了後、二次会にも参加し、

出演された方をはじめ、スタッフの方々とも親交を深め、

帰りの新幹線では、

平松監督と李プロデューサーとご一緒し、

いろいろな話をしながら

約2時間の仙台からの帰途についたとのことくるくる新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

参加したメンバー2人からは、

今回、JSNや映画関係者の方々を応援するつもりで

仙台まで駆け付けたけれど、

支援した方々のあたたかい気持ちや、

これから頑張ろうという映画関係者の方々の思いに触れ、

このコロナ禍で落ち込み気味だった気持ちを

逆に励ましてもらったような気持ちになったとのことでした照れ

 

これからまた新たな気持ちで、

映画「あの日のオルガン」の上映はまだまだ続きます!!

皆さんの住むお近くで、いやそうでなくても(笑)、

上映会の予定がある場合には、ぜひ足をお運びくだされば幸いですキラキラ


映画館は「密閉空間に相当しない」という実験結果も出ているところもあります。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN7Y75HCN7YOIPE02D.html


換気を充分にし、三密を避ければ、限りなく感染のリスクも減るかと思います。

新しい生活様式の実践ですキラキラ

 

戦後75年を迎えた今夏、

子どものいのちと平和を語る、親子でも観られる映画「あの日のオルガン」。

この節目に、ぜひご家族やご友人とご覧になっていただき、

あらためて、いのちの尊さ、戦争のむごさ、保育士たちのひたむきな姿など、

語り合う機会としていただければと思いますおねがい