新しい恋がスタート
しがらみから解き放たれたる暗示
本当に求めていたのはこれだった
一緒にいて安心する人
一緒に食事をするとわかるっていうでしょ。
手をつなぐとわかるっていうでしょ。
彼とは本当に相性がよかった。
彼はいろんなところで講演や研修を
していて、そこで
「自己開示」が大切だなんて言っていた。
講演が終わった時、
一番自己開示していないよねと笑ったら、
そんなこと言われたのは初めてだと言った。
いつも孤独っぽいよねと言ったら、
天真爛漫だとみんなに
思われてるけどね…と
ふと目を逸らした。
すこしずつ私たちはお互いの
配偶者についても話した。
本当なのか嘘なのか…
既婚男性が浮気をするときに
必ず妻とはうまくいっていない、
セックスレスだというのを
わかっていたから。
彼は家庭でストレスフルだから
いつもデリヘルでストレス発散してると
言っていた。
いつも遠い目をしてたから
寂しいのかなと思った。
後になって、彼も私に対して
同じように思っていたと話してくれた。
寂しい2人は
お互いでお互いを温めあった。
「はあちゃん、あたたかい」
彼はわたしのことを、はあちゃんと呼び、
いつもの気取った彼とは信じられないくらい
甘えてきた。
「はあちゃん…はあちゃん」
私の胸をゆっくりゆっくりさわる。
10年以上もセックスレスだった私は、
すぐに感じてしまう。
いままで苦痛でしかなかったセックス。
こんなに気持ちがいいなんて…
彼が乳首を口に含む。
「あーー」
思わず声がでてしまった。
「はあちゃん、ほんとに久しぶりなんだ」
「幸せな気持ち、味わわせてあげるから」
彼はそう言ってもう湿っている下着の
上からさらに湿っているところに
指をあてる。
「けんくん、気持ちいい、気持ちいいよ」
「うん。俺の上に足を乗せて」
男の人のからだに45歳になって初めて
足を乗せた。
下着をずらして彼の指が
わたしの中に入ってくる。
わたしは彼にしがみつきながら
大きく声を上げて腰をくねらせる…
私が本当に求めていたのは
この人だ。

