この日付は一生忘れないだろうなと思う。


自分に限って、がんなんて。

がんについてのCMを見かけても、どこか他人事に考えてた。

だからがん保険もどうしようか迷ったままだった。

今となっては早くがん保険に入っておけ!と自分の背中を叩きたい気持ちでいっぱいえーん


それは置いといて、まずは告知された日の話。


今年の3/10。


腫瘍内科から乳腺外科に移されて初めての診察。

呼ばれて診察室に入ると、小柄な女医さんがPCモニターを見ていた。

「こんにちは、よろしくお願いします」

挨拶をして椅子に座る私。

「こんにちは、お願いします」

こちらを向く先生。

にこやかというでもなく、無愛想なわけでもない。

でも先生の表情からは何も読み取れない。さすがプロ。


ただ、やっぱり嫌な予感はしていた。

両親にも「良性か悪性か、五分五分だと思う」と伝えてたけど、これはちょっと…

と思っていたら先生がひと言。


「まず結果をお伝えすると、悪性でした」


がん、じゃなくて悪性と言われてつい混乱。告知されるなら「がんです」か「良性でした」の二択だと勝手に考えてたから、脳が一瞬処理できなかったんだと思う。


それでもすぐ理解が追いついた。

「あ〜…悪性ですか…」

繰り返すしかできなかった。だけど表面はあんまり変わりなく見えたみたいで、

「もしかして予想してました?」なんて訊かれてしまった_:(´ཀ`」 ∠):_

「五分五分かなとは思ってましたが…そうですか…」

「なるほど…それでですね、針生検で採取した腫瘍部分なんですが」


やっぱり平気そうと受け取られたらしい。そのまま説明を始める先生プンプン

説明始められたらもう頑張ってメモを取るしかなく、ペンと手帳をスタンバイする。


「のう胞内のしこりを取ったら、悪性部分と良性部分の両方がありました。このしこりは悪性部と良性部がくっついたものですね。ふつうはあまり無い、珍しいものです」

「それは…良性のものが悪性に変わったってことですか?」

「そうかもしれないですが、稀ですね」


何だかもう、わけがわからない。

珍しかろうが稀だろうが、がんはがんだし。

わかるのはネット等々の「あまりない」「稀」などの言葉は自分には当てはまらないんだなあということ。

呆然としてても、先生の説明は続く…


乳がんの冊子を出してページをめくりながら手際よく話される。


*浸潤性乳がん

*ステージ1以上

*サブタイプはルミナールA

*たぶん部分切除

*術後は放射線治療とホルモンの薬を10年服用


…を大まかに伝えられる。

後々、少しずつ状況は変わるけど最初の告知内容はこんな感じ。

事前に読み漁った、いろんなブログに書いてあったもっと細かい検査内容とかは特に伝えられず。

手術したら教えてくれるんだろうか…




(続く)