退院後初めての診察で病院を訪れる。
と言っても、昨日までお世話になってたので診察という気がしない💦
先生と会っても、昨日お会いしましたね〜って感じでなんだか笑えてしまう。
そして肝心の診察。
まずは傷を覆っていた防水テープをすべて剥がされた。
もう剥がすの
?早くない!?!?
しかもなんか「糸を抜く」とかも聞こえたよ?早くない!?!?
焦る私をよそに、淡々と剥がしていく先生。
すっかり剥がして、傷の周辺や胸に触れる。
「ちょっと硬いし、熱も持ってますね。傷も一箇所黒くなってる。脂肪を寄せて内部の空洞部分を埋めたんだけど、そうするとたまに脂肪が壊死したりするんですよ」
は????
脂肪が?壊死?????
マジで?????
壊死するとどうなるの??
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壊死という単語のおそろしさに慄く私。
でも先生はやっぱり淡々と、
「感染症起こるといけないので、抗生物質処方しますね。あとは軟膏も出すのでお風呂上がりに塗ってください」
そう言って次の診察予約日を確認する。
私はバタバタと着替えつつ受け答えをしてたけど、今日のほんの数分の診察で考えることがたくさんできてしまった。
脂肪壊死、と検索しても出てくるのは再建や豊胸をしたときの例ばかり。
そもそも脂肪壊死が起きたらどうなるのか、書いてあるページすら見つからない。
処方された飲み薬も塗り薬も抗生剤で、いまだに胸やリンパが痛いのは感染によるものでは…と思わせられる。
自分の症状だけでもいろんな恐怖があるのに、次の診察までに保険の切り替えを終わらせなきゃならなくて、そのためには派遣会社を急かさなきゃならない。
先生は
「来週中には来てもらいたい」と言ってたから、おそらく病理検査結果が出るんだろう。
その件だって気になるし不安だ(これは自分ではもうどうにもできないが)。
まあ、脂肪壊死のことを考えても、私にはどうすることもできない。
先生みたいに淡々と、処方された薬を飲み、傷に薬を塗るだけだ。
健康保険の切替も、私にできるのは派遣会社をせっつくことくらい。
自分ではどうにもできないことばかりで、もどかしい…!
そういえば病院の行き帰りはかなり怖い思いをした。
歩きながらのスマホ&読書と、爆走自転車!
スマホや本に意識が集中すると人間はまっすぐ歩けないのか、だいたい斜めにじわじわずれていく。
それが私の方に来るからたまらない。
私のがんは乳房外側の下部(※D領域)にあったので、外側の円周半分をぐるっと切っている(リンパ生検のところ含む)。
だから人とぶつかりやすい場所に傷があり、なるべく物にも人にもぶつからないよう気をつけていた。
だけど道を歩くと、いろんな人がいる。
傷に当たる!やめろ!
と思ってもスマホや本に熱中しすぎて「おまえらが避けろ」とばかりに絶対目を離さない彼ら…
避けるのはあなた方のほうです…
たまにこっちが壁際にいて避けられないときでも斜めにやってくる。
いい加減にしてくれーー!!💢💢
時間も惜しんで歩きながら見なけりゃいけないものがこの世にあるんか?!?!
せめて電車に乗るまで待つとかできんのかい!!
歩きながら画面開いて数分したら自動的にシャットダウンするスマホをメーカーは発明してくれないか!!切に願う!!!
…と思いながら、傷を守るためにそっと避ける私なのだった……
