”レコードを聴こう!! 音質向上作戦” バックロードホーンスピーカー採用 (≧∇≦)/"””” | hasshies-DTM-Sound

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もう師走ですね目

ついこの間、正月やったばっかりだったと思っていたんですがてへぺろうさぎ

 

さて、今回の”レコードを聴こう!! 音質向上作戦” は最終の音の出口、スピーカーについてですとびだすうさぎ1

 

まずはこちら音譜

ヤフオクにて入手しましたバックロードホーン式スピーカーです。

 

皆さんがステレオコンポを購入して付いてくるのは、多くがツーウェイまたはスリーウェイスピーカーで密閉型かバスレフ式といってスピーカーユニット前面か背面に穴の開いているタイプがほとんどと思われます。

 

 

 

スピーカーにとってダイナミックレンジと低音が音質の決め手ですが、主にパスレフ方式は低音のコントロールがしやすく、市販品の多くが採用しています。

ということは、特にデジタルアンプ全盛の昨今ではコストパフォーマンス含めて音質上有利であるからということでしょうとびだすピスケ2

 

 

それに対して、(バック)ロード・ホーン方方式は、PAやコンサート、映画館、劇場などで採用されていたようで、スピーカーの大きさに比して出力効率が非常に良いようです。

 

真空管アンプしかなかった頃は、小出力アンプに高能率のバック・ロード・ホーン・スピーカーの組み合わせが一世風靡したようですが、構造的にもパーツが多く、調整に手がかかるので、今では自作スピーカー愛好者が主体でメーカー品は数えるほどとなってしまったようです。

 

 

 

 

 

でも、オーディオに嵌りだすと、いかにもレトロチックなバック・ロード・ホーン・スピーカーはメカニズム的にとても魅力的なアイテムに映ります。

 

また、ロックバンドなどで野外ライブを経験した感覚からすると、バック・ロード・ホーン・サウンドは耳なじみの良い懐かしさを感じさせる音だと直感的に感じさせてくれます。

 

さて、話は元に戻りまして、ヤフオクで購入したのはエンクロージャー(スピーカー用の箱)とスピーカーユニットがセットで組み上げられたものでした。

 

 

 

ご覧いただければわかるとおり、MDFという木材チップを粉にして固めた材質なので、塗装がしてありません。木目もありません。

 

フロント下部に、低音用の音の排出口のような部分が見えますが、内部も当然ながら未塗装。

 

ネットで検索すると、スピーカー塗装により音質、特に低音が締まるというようなことが書かれていますが、ロード・ホーン内部を全て塗装してしまうとせっかくの低音が台無しになってしまうようです。

 

ただ、表面の塗装は音質向上に概して有効のようなので、自作スピーカーマニアの方はスピーカー・ユニットの組み合わせとともに、塗装にも工夫を凝らして音を楽しまれる方が多いようですカナヘイうさぎ

 

・・・ということで、スピーカー塗装にチャレンジしてみました気合いピスケ

 

参考にした動画をいくつかご紹介!!

 

 

 

 

自分がチャレンジしたのはMDFの漆塗り風の黒光沢仕様。

 

仏壇のようなイメージといったほうが分かりやすいかな!?

ぶわっはっは、(≧∇≦)/"

 

こちらを塗装用に分解とびだすピスケ2

 

 

 

まずは表面処理カナヘイうさぎ

 

 

MDF材は塗装の吸収率が非常に高いので、それを抑えるためのシーラー処理というのが必要になってきます。下地処理です。

 

近所のホームセンターで塗装のための一通りを揃えてみましたとびだすうさぎ2

 

 

 

 

 


 

特に塗料は漆塗りのイメージにしたかったので和信ペイント製の『水性工芸うるし』にしてみました。

 

 

 

和信ペイントさんは塗装材料メーカーとしては有名どころ。

 

三層塗りでほぼ完璧に“漆黒”となりましたカナヘイピスケ

 

紙やすりはダイソーでハンドサンダーとしてヤスリ込みで購入。

 

 

 

とにかく塗装は塗って擦って塗って擦っての繰り返し。

根気勝負なのですが、今回はとにかくバックロードホーンの音を早く堪能したくて、下記の動画を参考に約一日で仕上げましたあんぐりうさぎ

徹夜でしたがあせる

ぶわっはっは、(≧∇≦)/"

 

 

今時期の冬場は乾きが遅いのですが、焦りは禁物とはいえ、水性塗料主体で室内を暖めながら深夜帯は作業。

 

温度が高い方が水性の場合は水分蒸発には有利のようです。なので、夏場の湿度の高さと冬場の温度の関係は、湿度より温度優先のようですとびだすうさぎ1

 

※油性は有機溶剤が主成分なので室内作業は厳禁ビックリマーク

水性、油性に限らずビニール手袋も必ず使用しましょうとびだすピスケ2

 

下地処理完了

 

いよいよ本塗り開始クラッカー

底板から塗るのが鉄則だそうですあんぐりうさぎ

 

塗装の基本は「上から下、右から左、塗り難い所から塗り易いところ、狭いとこから広いところ、奥から手前」というのが基本だそうですが、垂れは下に溜まるので立方体はまず底板を塗って、天板、横板と進みます。

 

 

一度目の塗りはムラは気にしないで薄く塗ります。

 

全体が塗れて乾いたら凹凸を平滑にするためヤスリがけ。

#400番のヤスリで、地は決して削らないように力はあまり入れずに軽く擦ります。

焦らず、必ず乾いてからヤスリをかけないと、ダマになった部分とか垂れとかが丸い点となって剥がれてしまうことになりますので注意ショックなうさぎ

朝方一度塗りが完了

 

二度目塗り状態

 

およそ18時間かかって、ほぼ塗装工程は完了。

ローラー塗りの手もあったのですが、MDF板は表面地がツルツルでのっぺらぼーなので、あえて刷毛塗りで刷毛目を縦の同一方向でそろえて木目地風の仕上がりにしました合格

 

三層塗りして、一息入れたらワックス掛けラブラブ

 

元通りにスピーカーユニットを取り付けて設置完了気合いピスケ

 

 

思いのほか上手く塗れたカナヘイピスケ

 

セッティング完了して音を楽しんでみました音譜

 

 

正直、現時点では音は少し硬めですが、低音のボワつきはなく、聴き疲れはほぼ心配ありませんつながるうさぎ

 

狭いリビングでも不必要な低音はないので、BGM的なサウンドながら女性ボーカルなどはバック・ロード・ホーンの特徴を上手く表現しています。

エージングが進めば音域のバランスや深みも期待できそうですラブラブ

 

 

 

これで、レコードを聴こう!!シリーズもハード・ウェアは、ほぼ揃いました目

 

次回あるとすれば、ソフトウェアとしてのLPレコード批評辺りをジックリやってみたいですねカナヘイうさぎ

 

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