ブルースソロはなかなかフレーズが出てこなくてコードトーンを引いていたがどうもJAZZっぽくない。Billie’s Bounceをバンド演奏することになって転機が訪れた。

この曲はFブルースだが、ベースもテーマをリエゾンで弾く曲。当初聴いたときは、とても無理かと思われた。しかし、何十回も練習するうちに何とかできるようになった。

次はソロである。ここでギターの宇田大志さんのブルース動画を見た。

コードトーン、Fmペンタスケールで十分に弾けるという見本を見せてくれる。
コードがF7でもソロはFmというところがミソである。

更にF7と4度下のCm7は兄弟で、F7のソロはCm7のドリアンスケールを弾くと、はまるという。ドリアンスケールはギター弾きには早引きを得意とする人が多いスケールという。

ドリアン・スケールはペドロ&カプリシャスのジョニーへの伝言の、二時間待ってたよ、のフレーズなので覚えやすい。Cのテンションである9thDはFの13thだし、13thのAはFの3度となる。
F7でCドリアンで弾いてみるとコードにピタリとはまる。B♭7ではFドリアンが使える。コードの1度からではなく4度下(5度上)、3度から始めるとソロらしいフレーズとなる。
更に11、12小節のF7 D7 Gm7 C7は1, 6, 2, 5→1の循環進行になっている。
ここではオルタードフレーズを取り入れるとJAZZっぽくなる。