11月になりましたが、HASSELBLADに季節は関係ありません。
今回は俗に言う「6枚玉」について語ってみましょう。
プラナー80mmの6枚玉は、HASSELBLAD500Cが作られたのと同時期に少数作られたらしいんですが、どういう理由かわかりませんが、プラナー80mmの設計は後に7枚玉へと変更になっています。

たぶんコスト的に割に合わなかったんでしょうねぇ。巷では「6枚玉の方が写りがシャープ」とか「モノクロの階調表現がなんたらかんたら」言われてますが、そんなの気のせいでしょう。でも6枚玉の方がありがたく感じてしまいます

6枚玉の特徴は「クローム」、数字の「エングレイブ」と、なんと言っても「大きくカーブした前玉、後玉」、そして「non T*」です。
まさに「神」なカンジのレンズです。

日本では「レア」なんて言われてますけど、ebayとかじゃ、ごろごろ転がってます。
でも、私の好みを満たしつつ、コンディションがイイのはなかなかないんですねぇ。
まさに博打の世界です。私も何個80mm落札したかわかりません。

6枚玉のトラブルで多いのは、カビ、キズ、クモリなんですが、特に多いのが「バルサム切れ」というトラブルです。これはレンズを貼り合わせている接着剤が経年変化により剥がれてくるという症状です。
6枚玉は作られた年代が他のレンズよりも相対的に古いということもあって、特に他とは違う接着剤が使われているらしく、この症状は他のレンズより多い様です。
写真の写りには影響無いらしいんですが、あるとなんか嫌なカンジがするんですね。

で、当然私も持ってます。
傷なし、バルサム切れなし、のパーフェクツな逸品を・・・。しかもちょっと変わってるんです。
何がってのは言えませんが・・・

「いいなぁ、惚れ惚れするなぁ」って感じで可愛がってます。

死ぬまで手放したくないですね。このレンズだけは。
ちなみに私の普段のスナップはT*の7枚玉です。
(それはないだろ!)私がお宝の6枚玉で撮るときはレンズとの勝負、言い換えれば、
プラナーを設計したナントカいう設計者と、
レンズを作った当時のカール・ツァイスの職人と、
ビクター・ハッセルブラッドのおじいさん軍団
との、作品を賭けた最終決戦という感じでレリーズをシュートしています。(そんなこと考えてたらブレるぞ!)
兎にも角にも、私の勝負玉はこの「ちょっと変わった80mm6枚玉」ですが、皆さんの「お宝レンズ」は何でしょうか














スポット測光の真実等、露出に詳しい方、降臨をお待ちしています。




