5月上旬の庭 小手毬 | 日々の戯言

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玄関横に植えている小手毬が満開。
この小手毬は、女房が紫丁香花(ムラサキハシドイ)と一緒に購入し、玄関横に植えたもの。
嘗て、庭に小手毬を植えて、大きな株になっていたのだが、移植した事で枯れてしまったので、
二代目の小手毬となる。
女房が植えた時は、樹高50cm足らずだったが、二本の幹がグングン伸び、今では2mを超えている。
優雅に咲き誇る小手毬だが、花が終わると散った花びらが薄茶色に変色し、タイルにこびりついて
始末に負えないのが難点。


<小手毬(コデマリ)>
学名:Spiraea cantoniensis。バラ科シモツケ属の落葉低木。
原産地は中国の南東部である。日本へは観賞用としてかなり古い時代に渡来した様である。
江戸時代初期の園芸書「花壇綱目」には既に掲載されている。
樹高は100cm~150cm位。葉の形は披針形ないし長い楕円形で柄があり、互い違いに生える。
開花時期は4月~5月。1つ1つの花は花径1cmに満たない白い5弁花である。
これが15輪~20輪集まって丸い花序を作る。
枝先にこの毬状の花序がたわわに並ぶ様子から小手毬(コデマリ)と呼ばれるようになった。
別名を鈴懸け(スズカケ)とも言う。これは枝に鈴をかけたようだという意味合いである。
花の後にできる実は袋果で、5つのブロックからなる。
(花図鑑 龍から抜粋)









左の白い花は鉢植えの紫丁香花