お疲れ様デース。
一応医学生をやってます。都内の医学部に通う5年生でーす。
頭はよくないですけど、趣味で小説チックなものを書いたりしてまーす。
明日になれば
明日になれば何かが変わるって
明日になれば何かを変えられるって
今日出来ないことが明日になれば出来るようになる
昨日出来なかったことが今日出来るようになっていたか
昨日より
今日より
明日
アスファルトの上
いつものように帰る家路
ずっと先に見える街灯
見慣れた道
息が白い 手の先の感覚がわずかに鈍る感じ
『寒いなぁ』
寒さを確認するように声が漏れる
『寒いな』
もう一度確認する
白い息を思い切り吐いてみる
自転車の音が後ろから近づいてくる
後ろから規則的に軋みを立てて近づいてくる
すっと右に避ける それは左側を規則的な音と共に通過していく
自分の上にある街灯
ここを曲って
通いなれた家路
窓から捨てる
もうあれを窓から捨ててしまおう。
そう思って早半年。
「窓からなんて捨てられるわけないんだからなぁ。」
そんなことを言い始めてから三ヶ月。
長かった。
ようやく捨てられるんだと思うと、なんだか ほっ とするような、さびしいような。
最近は彼女ともあまり連絡を取っていなかった。
「何をしてる?」
なんていう些細な会話を電話やメールですることもなく。 バイトが忙しかったせいか。 もう飽きたのか。
とにかく女はくだらない話をする生き物だ。
なんていうと友達からは 『女性差別だ。男だってくだらない話をする。』 なんてことを言われたりもするが。
『今日は仕事が忙しくて・・・・』
『友達の明子が今度結婚するらしくて・・・』
『最近、駅の中においしいケーキ屋さんが出来て・・・』
『それで?』
いつもそう思ってしまう。
そう思ってしまう。
それなのに、そんな会話がしばらく聴けないとなんだか寂しいような気持ちになるから不思議だ。
そんなことを考えながらタバコに火をつけたら携帯が鳴った。
ボタンを押し、窓を開けて。
電話に出て。
そうだ。今日あれを捨てよう。
窓から捨てよう。
思い切って。
