10月29日(月)は2012年14回目の釣行でした。
沼津の吉田丸さんから、マダイ狙いで出撃してきましたよ。
ご存知の方も多いでしょうが、沼津沖のマダイはなかなか渋いのです。
ビギナーの頃、ビックワンを夢見て通い詰めたことが有るんですが…。
何度も連続ボウズを食らってしまい、どうせなら釣れる釣りに行けと、ツマに沼津マダイ狙いを禁止されたことがある、ワタシ的には曰く付きなんです(笑)
だけど、ここのところはイナダが回っているようだし、お土産にはなりそ
うなので釣行を決めました。
また、このエリアは東京湾の一部のように午前船、午後船の出船スタイルで、16時に約束が有ったこの日のワタシにピッタリなのも、チョイスした大きな理由です。
さて、出港は6時、船は東に進み、湾奥近くを目指します。
終始こんないい眺めでの釣り、贅沢ですなぁ…。
秋晴れに映える富士山、文句なしです。
開始は協定で6時半でした。
サニービシ80号に長めのワイヤー天秤、クッション2mmにプロマダイ10号を結んだ4号10mの仕掛けをセットし、エサはオキアミを刺して投入します。
そう、一般的なコマセダイのスタイルですね、この日は船長の指示するタナを上から取りました。
最初のポイントは18m、10m程余計に落としてハリスを馴染ませ、下で3度コマセを振って指示ダナにビシを合わせます。
第1投は沈黙、手返しして第2投です。
コマセを振ってタナを取り、再度下に落としてコマセを振ってタナを取ったところで、アタリ!
グーンと引き込みます、ドラグが滑るほどではありませんが、浅いからか小気味よくクイクイ引いています。
イナダちゃんかなぁ~と巻き上げてビシを取り込んでハリスを手繰ると…ん? 軽い!?
何だろう!? と上がって来たのは、何と500g級の本命マダイ様でした。
過去の経緯からも想定していなかったので、正直言って嬉しいというより、ビックリしました(笑)
そして3投目、コマセを振って指示ダナに合わせ、しばらく待って竿をあおって誘いを入れると…アタリ!
手応えが先程のマダイ様と良く似ているなぁと取り込むと、同等500g級の本命でした。
全くの想定外の本命連発に驚きつつ、4投目。
コマセを振って指示ダナに合わせて待っていると、ひったくるようなアタリ!
マダイ様連発では滑らなかったドラグが滑っています。
明らかにサイズアップしていますが…サカナが違うかな?
ビシを取り込みハリスを手繰ると、イナダちゃんを確信します。
指示ダナ18mと浅いので終始抵抗して楽しませてくれたのは、この日最大級の2kgジャスト級でした。
良いスタートだなぁ、楽しいですよ~!!
このポイントでは、1.5kg級のイナダちゃんを数本追釣します。
しばらくすると、ソウダガツオが回り、仕掛けが落ちなくなり、移動します。
次のポイントでも、コマセが効いてくるとイナダちゃんが顔を見せ、サイズアップして1kg級のマダイ様も釣れて更にビックリです。
しかし、しばらく釣るとソウダガツオやサバが回り、移動です。
こんな感じで、指示ダナ20~40mのポイントをポツリポツリと探っていきます。
移動して数投がチャンス、もう1枚1kg級のマダイ様を追釣し、イナダちゃんの数も増え、更にイサキまで混じり、適度に忙しくて大満足ですよ。
4枚目のマダイ様を釣って、一休みです。
エモノをおさめたクーラーです、なかなかの良い眺めですね。
だけど、この眺めには叶いません。
富士山を正面にプレミアムなごほうビ、贅沢だなぁ~。
秋晴れを大いに堪能して、良い釣りでした、満足です!
さぁ、ここからは駆け足で食味のご紹介ですよ。
エモノの確認ですが、マダイ4枚、イナダ10本、イサキ4匹を持ち帰り、お裾分けファミリーに配った後の我が家の取り分がコチラ。
マダイ2枚、イサキ2本、イサキ2匹が胃袋に収まりました。
まずは月曜日、穫れとれのマダイとイナダのお刺身です。
カブトとカマを正油とお酒で炊きました。
火曜日、一晩寝かせたイナダ、そこそこ油もあり、身が落ち着いて、旨いです。
水曜日、寝かせ作戦を実行しているマダイを炙り刺しにします。
しっとり落ち着いた身は柔らかくて甘く、皮目の旨味と食感が相まって、ベストですね。
カブトとカマの塩焼きです。
特にカマの下の油の乗っている部分は、ほっくり焼けて、旨かったぁ。
そして木曜日、寝かせ作戦3日目、最終日です。
最後の半身を炙り刺でいただきました。
身は更に落ち着いて、口中には鯛の甘味と皮目の旨味しか残りません。
んー、美味いなぁ~!!
穫れとれの新鮮な鯛をあえて寝かせて旨味を引き出す…釣り人ならではの贅沢ですなぁ…、堪らん!
さて、これで今回のエモノは完食です。
美味しいサカナが食べたいので、また釣りに行かなくちゃ!
kouta
Android携帯からの投稿