帰国し、空港から帰宅するまでの車窓から景色を眺めててそんな言葉が頭をよぎった。

正直このふたつとも、明確な定義・具体的なイメージをもってるわけではないんだけど。



プラハ・ブダペストの、文化財と民家の区別もぱっと見わからん、何十年たった程度じゃ全くめげそうもない石材建築の街並はほんとに圧巻。

地下鉄・路面電車張り巡らせてで地上には手を加えず、古い景観を保存したまま首都の機能持たせちゃったりして、ずるい!と本気で思った。




そんな欧州中核都市街並からすると、日本車窓から見えるの統一感皆無で殺風景な街並はいかにも芸術センス不足。惨敗・・・



と斬るのはさすがに早計に過ぎかなー。


欧州の街並を適当に収めた写真から、ここ70年以内に出現したもの全て取り除きました!とやってもそんなに元の景色と変わらん気がする。

が、たとえば京都‐金沢間でとった車窓の景色に同じ条件を当てはめたら?

大抵の土地ではほぼ更地しか残らんのじゃないの?


ちゃんとした数字を調べてないから知らんけど、木材と紙切れで建物作ってた日本が焼夷弾等々で焼き払われて数十年。

戦災から急ピッチで復帰した日本て冷静に考えたらものすごく新しい。

国ごと丸々敗北を喫するという状況は、せいぜいサッカーのワールドカップくらいでしか疑似体験できない自分の感性では想像しにくい。

でも完敗→どん底の状況から脱するため短期間で死に物狂いで作り上げてきたのが今の日本の景観なんよねー。

想像の及ぶ範疇ではないけど、様式美重視・見た目重視でやってられっかーって気はする。

ド田舎に高架で高速道路引っ張り、線路引っ張り、あげく田んぼのど真ん中に巨大商業施設造り・・・も最もなことかなーと。

短期間で、ちょっと行き過ぎて迷走気味なくらいに逆境を押し戻してしまった日本人のパワーにこそ価値を見出しとくべきなんではないかなーと日本人的には。

機能美というほど美意識を感じないのはしゃーないとして。




人間の五感に訴えるレベルでの美的センスで欧州には敵わんなーと思うし、特にチェコは女性が美人で美人で。

かたや空港・飛行機で多々目にする関西のおばちゃんのアレなこと。。。もう単純な見た目勝負+うわっつら中身では、引け目を感じるのもやむなしでいいんないかな、これは。

でも他の要素では、話は別。



なーんて福井県のくそ田舎を通過しつつ思いをめぐらせました。


そこらへんの議論を英語では到底できない自分の現状が、いちばんしょぼいねー。

たまーに海外に行くと、普段関わらないもの・人に触れて普段考えないことを考えかる材料をたくさんもらえてすごく有意義。

マインスイーパーでこのへん全然触ってないから5、6ヵ所クリックしとこーかなー→意外と既存のとことつながった!みたいな快感がある。


ウィーンでやってたメル・ラモスとかロイ・リヒテンシュタインの展示もツボった。

が、でもどうだろう。竹久夢二とメル・ラモスやロイ・リヒテンシュタインを比べたら、夢二の方が好きだしなー。

年代的にちょっとだけ竹久夢二のが古いんだけど。

代表同士ならやっぱり個人的には日本寄りに採点されるかなーホームタウンディシジョンで。




とりあえずここ数日で、自国を好きになるきっかけを得た。

街並うんぬんを負け惜しみで無理矢理帰りの道中でこじつけにかかったら、以外とこじつけれたという話だけど。


日本人としての誇り?を勝手に持ちつつ、隣の柴に目をやる・・・楽しいねー。

お前んとこの庭いいね!いやうちのも実はすげーんだけどさ!