発症 第四症
ここからは記憶がかなり曖昧になっていきていますが覚えていることを書こうと思います。僕は去年の3月11日に措置入院になりました。そのきっかけは家族への他害の恐れがある理由でした。なぜ危害を加えようとしたのか、それは家族が悪魔に乗っ取られたからと妄想したからでした。僕は家にいるのが怖くなり母方のじーさんの家に住まわせてくれるように頼みました。残念ながら答えはノーでした。じーさん自身の具合もよくないし田舎なので仕事もないから東京で就職先でも見つけなさいといわれました。ニートこそ至高と思っていましたが、家にいると悪魔がいるのでとにかく出ていかなくてはいけないと考えました。友人に電話し仕事を紹介してくれないかとも頼みました。家族が悪魔に見えると同時に家族が何か些細な変化があってもそれは悪魔がそうさせているのだと感じるようになりました。例えば家の電話がつながらなかったり携帯がみつからなかったり浄水器のスイッチが切れていたり、母の化粧品が変わっていたりといったことが悪魔の仕業に感じるようになりました。おそらくこのころには認知機能にも障害がでてきているのだと思います。携帯などは自分で片づけていたようでした、退院したあとから知ったことですが。僕の異変に気付いたのか親は、やれ深呼吸をしろだのマッサージをしてくれたりだのしましたが、僕にとっては悪魔の行為と思っていたので気が気がではありませんでした。母親が自室に入って来た時は本当にうすいタオルケットをかぶって怯えていましたただ暖かい布団をかけなさいというだけなのに、暖かい状態は悪で、母親も悪魔だと思ったそのほかにも家族のやっている新興宗教が悪なのか善なのか分からないという思考の混乱が現れました。ある時は家にある教祖の写真をわり教典を風呂にしずめベランダから捨てたり、逆に宗教は悪魔をとうざけるもので自分は教会に住まなければいけないとも感じました。この両極端の思考の混乱は本当につらいものでした。3月9日、僕はまったく覚えていませんが夜中Tシャツ1枚で外をうろついていたようで、ついに家族が警察に通報しました。とにかく家族が家にいる時間に外に出ていたかったのだと思います。その日は警察のお世話になることなく家に帰宅したようですが、全く覚えていません。次回に措置入院のきっかけになった夜の3月10日のことを書こうと思いますこんな駄文も読んでくれる人がいて嬉しいものです少しでもリアルな統合失調症の陽性症状を理解してもらえたら嬉しいです