大学卒業して入社した会社にヨット部があり、今まで自分が経験したことのない、いろんなことを体験出来るのではないかというワクワク感で、すぐに入部を決めた。運動神経が良いわけではないので、ヨットを操縦できるようになるまでは、普通の人の2〜3倍の時間がかかったが、先輩たちは喜んで教えてくれた。同世代が多かったが、同期だけでなく、色々な世代、社内外の仲間と、練習したり、レースに出たり、合宿したり、飲み会したり、仕事を超えた付き合いが出来たのが楽しかった。毎週末、江の島に集まるくらい活動が盛んだったこともあり、1艇150万くらいする船を、2年間で仲間でお金を出し合って2艇も購入してしまった。
今年長年一緒にヨットをしていた先輩がガンで先立たれた。10歳ぐらい先輩だが、自分の子供くらい年の離れた後輩にも、セーリング技術を学ぶために謙虚に教えを乞う、スーパーポジティブで、エネルギッシュな方だった。老若男女、海外の方とも、自分が興味があれば、コンタクトする。彼のお葬式にも、幅広い分野から、いろんな人が集まった。その人の人生がどうだったかは、死ぬまでわからないが、彼の人生は、沢山の仲間、家族に愛された、彩りある人生だったと思う。
会社の仕事以外のネットワークがあると、利害関係を超えた自分の知らない社会を知れたり、自分の置かれている状況を客観的に見れたり、アドバイスをもらえたり、誰かを紹介してもらえたり、仕事や人生を豊かにしてくれる。仲間との関係を続けること、新しい人と出会うことは、パワーがいる。たくさん知り合いが居ればいいというわけではないが、自分の幅を広げるためにも、私は、人との付き合いを大事にしたい。
もちろん嫌いな人と無理して、付き合う必要はないと思うが、自分を豊かにしてくれる仲間との付き合いは、今後も大切にしたい。
