ふと思い出した事があります。
私が子供の頃、母の鏡台にあったケープ。
実際の母のケープは淡い黄色のもの。
洋服ではなさそうだし、何に使うものか想像もできず…、
『お化粧の時に洋服を汚さないようにするもの』と教えてもらいました。
ここからは妄想ですが、
お出掛け前の女性が着替えまで終わらせて…
鏡台の前でケープを巻いてお化粧している…創造性しただけで素敵じゃないですか?
ケープはお洋服を汚さないように。
気遣いというか、お化粧という儀式を丁寧に行っている。
自分自身に手をかけ、大事にしている感じがします。
…自分自身は洋服が汚れようが汚れまいがケープなどは使用せず、手鏡を持ってソファーで座わりながら化粧。
パウダーが落ちたらペッペッと手で払うし
現実と憧れ。
なのでケープは今でも私の憧れ女性らしさの象徴なのだと思います。