「ショーケース・フェスティバル」に最初に参加したのは、2015年4月、北京で開催された「Sound of the Xity」だった。その時は、イベント自体がショーケースだという認識はなかった。
いわゆるサーキット形式のイベントで、北京市内のいくつかのライブハウスで、並行してライブが開催されていた。合わせてカンファレンスや1on1ミーティングなども行われた。その時のスケジュールは以下のような感じだ。

4/27(月) 移動 沖縄〜香港/香港〜北京


4/28(火) 「Sound of the Xity」視察
15:00 オープニング・パーティ(Modernsky LAB)
19:00 ショーケース「TULEGUR(中国)」会場:Modernsky LAB
20:00 海外参加者向けの夕食会
22:30 ショーケース「(バンド名不明)(中国)」会場:愚公移山
23:30 ショーケース「Uulzalga(オランダ)」会場:DDC

4/29(水) 「Sound of the Xity」視察 
10:30-11:00 カンファレンス「Words of Welcome」 
11:15-11:30 <1on1Speed Meeting>MASSEY HALL(トロント)Stephen McGrath氏
11:45-12:00 <1on1Speed Meeting>愚公移山(北京ライブハウス)Zhangge氏
14:00-14:15 <1on1Speed Meeting>ワールドミュージック上海 Yang Lei氏
14:30-16:00 <1on1 Speed Meeting(Music from Okinawa)>
・北京天橋パフォーミングアーツセンター Cindy Xu氏
・TULEGUR(中国内蒙古系のバンド)Ezi Han氏
・Stallion Era(マネジメント・レーベル)
・Zhaoza(バンド)
・Dajing Entertainment(北京の投資会社)LIU RUIXIN氏
20:00-20:30 ショーケース「Kerman Flamenco Guitar Band(中国)」会場:MAO Livehouse
20:45-21:05 ショーケース「16mins(中国)」会場:MAO Livehouse
22:30-23:00 ショーケース「AJINAI(中国)」会場:愚公移山  
  
4/30(木)「Sound of the Xity」視察
11:30-11:45 <1on1Speed Meeting> グラストンベリーフェスティバルSTEVE SYMONS氏
13:00-14:30 <1 on 1 Speed Meeting(Music from Okinawa)>
・ADAM MICKIEWICZ INSTITUTE(ポーランド版BritishCouncil)Michat Hajduk氏
・AJINAI(中国の内蒙古系バンド)
・PHILIPP GREFER(中国のDJ・バンドマン)    
14:55-15:45 カンファレンス「Grobal Festival Brands」
17:15-17:30 <1on1 Speed Meetig>Atlantic Music Expo(カボヴェルデ)Jose da SILVA氏
20:00-20:30 ショーケース「Txarango(スペイン)」会場:DDC

5/1(金) 移動 北京〜香港・香港〜沖縄


スペインのTxarango。攻撃的なサッカーチームのような印象のバンド。

とにかく3日間、忙しく多くの人に会い続けた。ショーケース・フェスティバルは、これが重要だ。グラストンベリーのディレクターと直接やりとりができる機会など、そうそうあるものではない。アーティストも関係者も非常にガツガツとした印象だ。

 

私は内蒙古の2人組のバンドTULEGURが気に入って、翌年沖縄に招くことになる。(この詳細は別の機会に書く)

ショーケース・フェスティバルは、こちらのバンドやイベントをプレゼンする場であるとともに、新しいアーティストとの出会いの場でもある。そんなことを思い知った、初めてのショーケース・フェスティバルだった。