日々伝わってくる状況の中で、
少しずつ、みんな、「じぶんのできることは何か」について、
考えて、動いていることと思います。
いろんな協力の方法があるなかで、
私個人としての思いにぴったりくる記事があったので、転載します。
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ほぼ日刊イトイ新聞
より一部抜粋
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「こころのこととは、別にしました」
愛であるとか、尊いお気持ちであるとか、
それはそれは大切なものだと思います。
でもいまは、見えるもの、食えるもの、あたたかいもの、
いのちの助けになるもの‥‥とても具体的なものが、
必要な時期だと考えました。
愛ややさしさは、そのままご自分の胸のなかに、
大事に保管しておいてください。
大きく育てておいて、いずれ使ってください。
いま、ぼくらは具体的な力を集めます。
■糸井重里が寄付に関して書いた6つのツイート(3月13日付)
1 「人」と「もの」と「金」が必要になると思います。
人とものは、必要な場所に運ぶことにコントロールが要ります。
近所のバザーのようになってしまっては困ると思うのです。
いまは「道」も足りないのです。金の用意をしましょう。
金でさまざまなものをまとめて買えます。
2 反発されるかもしれませんが、言います。
「金」は、その心が尊いというのもほんとうですが、
アルバイトの時給が1000円の時代の「貧者の一灯」は、
「小銭」ではないと思います。
寄付の相場を、いま上げるべきじゃないでしょうか。
かなり大事なことだと思うのです。
3 お金のことを言うのはむつかしいですが、続けます。
お祝いだとか、お悔やみだとかにも相場がありますよね。
今回、たとえば、
「じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金」
と考えたら、どうでしょうか。
はっきりとした「実力」になると思うんです。
4 さまざまな角度から、
反論も攻撃もくると思いながら言ってます。
気に障ったら、ほんとうにごめんなさい。
いわゆる小額の寄付について、
企業や組織でやったことのある人はわかると思うのですが、
経費のほうがかかるくらいになることが多いのです。
キャンペーンより、実効がほしいので。
5 じぶんなりに、いろいろ考えてみての提案でした。
せいいいっぱいやれることを考えて、
この言いにくいことを言いました。
明日、会社でもこのことについて話しあってみます。
分かってくださった方、ほんとうにありがとうございました。
泣きそうです。
6 日本赤十字社のことを念頭にいれて、語っていました。
じぶんたちが、集めるようなことはしません。
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(注:ほぼ日では直接、募金は募っていません。
餅は餅屋。信用できる送り先として、日本赤十字社を紹介しています。)
たとえば自分が、今日も明日も宿なしの時に、お財布にいくらあったら安心できるのか?
いま必要なのは、「ささやかな善意」だけじゃなく、「本気の支援」。
少しくらいの痛みは、元気があれば、取り戻せるよ。
日本赤十字社に2,000円以上の寄付をしたら税金の控除対象になるそうです。
細かくあれこれやるより、まとめた方が受け取る側の手間も省けて、かしこいみたいです。
くわしくはこちら。
揺れてる場所は、自分の国。これは自分の問題だから。。。
きのう、地震当日に打ち合わせをしたディレクターさんから、
チャリティーオークションへの出品のお話をいただきました。
収益を東北へ寄付しながらも、
中部の経済を活性化させよう、という企画だそうです。
まだ具体的なところは決まってないけど、
私のデザインが何かの力になるといいな。
ではでは、おしごと、します◎
※追記:
そういえば、東京の友達は無事でしたよ。
ご心配おかけしました。