もう、7年になるんですね。

 

7年の歳月が長いか短いか、なんてことより

今でも苦しみが癒えない被災地の人々がいるという現実に

思いをせめて寄せたいと思う。

 

7年前の3月11日、

ボーやんは保育園の年長組で、私も夫も

外出先だった。

15時近く、床や壁が倒れてくるんじゃないかと思うほどの

大きな揺れが突然起きて、少し経ってからどうやらそれが

三陸沖を震源とした大きな地震らしいと知らされた。

急遽仕事を終わらせて信号機の止まった道路を

恐る恐る車で走行し、

それから徒歩で保育園まで迎えに行った。

教室の真ん中で全ての園児たちと先生が寄り添うように

一か所に固まっていて、

その塊の中から不安そうにボーやんが出てきた。

 

停電した薄暗い街の中をボーやんと二人、

手をつないで歩いていると

市内の防災アナウンスの声が

あちこちのスピーカーから延々と流れて

町全体が一種異様な雰囲気を伴い否応無く不安感を煽られた。

 

あの時の何とも言えない気持ちは今でもはっきりと覚えているから

特に被災された当事者であれば尚のことだと容易に想像できる。

 

あれから7年後、保育園児だったボーやんは

来月で中学生になる。7年ってそんな歳月だ。

私にとっては正直あっという間だった。ここまでかなり早かった。

あっという間に月日は流れても

一度心に深く刺さった傷は薄くなることはあっても

消えることはない。

ボーやんと同じ年ごろの子供たちが、傷つきながら苦しみながら

それでも前に進もうとする姿をTVや雑誌で見るにつけ

心から応援せずにはいられない。しかも親目線で見てしまうので

性別関係なくボーやんと重なり、涙なくしては見てられないのだ。

 

絶対あなたのせいじゃないから。

誰かに甘えたっていいんだよ。

なんならそこから逃げ出したって大丈夫。

だからゆっくり幸せになっていこう・・・。

 

かけたい言葉はいくらでもある。

 

それから、南相馬市の悦ちゃん。元気にしてますか。

小さな可愛いもの集め、まだ続けているかな。

悦ちゃんがオークションで私の出品物を落札してくれてから

もう3年が経つね。

落札物と一緒に送ったルネの「ビリケン」、

気に入ってくれてたら嬉しいです。

あなたの想いは息子君にしっかり届いているよ。

少しずつでも一歩前へ歩き出したあなたの姿を

きっと見守っているから。

また娘ちゃんがこっちに来ることがあったら声かけてね。

 

前向きに、とか、頑張って、なんて簡単に言えない。だから

みんなみんな、どうか心穏やかに過ごせますように。

春が来ますように。