私が短大を卒業して入社した企業は、ある業界最大手の企業でありながら、今から考えるとブラックな面もありました。
時代というものもあるのかもしれないけどね。今ほど、ブラックやらホワイトやら言わなかったしね〜こんなもんだと思って働いてたなぁ
男性の割合が圧倒的に多かったせいか、女子が何かと優遇されていたり、海外勤務に希望を出せたり、あの時代の割には社内研修が充実していたことをふと思い出して、息子ポンにはあんまりすすめたくないけど、娘プンにはなかなか良いのではないかと思いつき、(男子だと未だにブラックな予感がしたので)
一人リビングで、その会社のホームページを見ていたのです。内定もらうには難しい会社なのかしら〜?なんて。
私がどれだけヒマだったかと思うでしょう?ええ、ヒマでしたね。確かに
そして、その会社の偉い人の名前が載ってあるページを飛ばそうとして私、固まりました
そこには今のダンナに出逢う前の
元カレの名前が
私より4つ下だから今は確か49、いやもうすぐ50か。
定年まであと10年以上もあるのに、こんなに偉い人になってるのー?
年下だったけど、頭が良くて、穏やかで、時々子供っぽい彼が大好きだったなぁ。海外の取引先とのやり取りに悩んでた私にアドバイスをくれたりする一方で、ファミレスでハンバーグ食べる私のことを、ムツゴロウさんのモノマネで解説して見せたりしてた
そして、めちゃくちゃ歌が上手かった。
ミスチル歌ったら、みんなギョッとしてたもんね。
夜空ノムコウが流行っていた頃の、一生忘れられない大恋愛(私にとっては)
色々な事情でお別れしたけど、あの会社でずっと頑張っていたのね
そして、いつのまにか東京に行っていたのね‥
東京人になってたのかー
(東京行った人のことをすぐこう呼ぶ田舎もんの悪いクセ)
ちなみに、彼はとても珍しい名前だったから、絶対に別人ではない自信あり
色々思い出していたら、別の元カレも偉くなったと人づてに聞いたことを思い出した。
元カレを次々と思い出して恐縮だけど
その前のカレは立派に事務所を構えて税理士さんになっているらしいことも聞いた。
そして‥私がこの20数年連れ添ったダンナは零細企業のサラリーマンで、どこからどう見ても偉い人ではないわね
あらっ?もしかしてもしかすると
私、どこかで何かを間違えたのかしら?
今の私が精神的にあまり健康的でない状況というのもあってか、考えが負のループに陥りそう
ハッ
ポンやプンという子供に恵まれて、ここまで健康に幸せに暮らせてきたのはダンナのおかげです。
上記を↑自分に何度も言い聞かせる
それでも
あの大好きだった年下の彼の
大昔の言葉を思い返したりしてしまう
名前を見た瞬間から、溢れ出す思い出
ずっと忘れてたのになぁ。
出来ればもう忘れたままでいたかった。
いかんいかん
そうだ、あの彼は確か、私と以前は仲良しだった後輩と結婚したはず‥
良かったねと思いつつも
嬉しい気持ちももちろんあるけど
元カレの活躍って、
こんなにモヤモヤするものなのかしら
私が小さすぎ人間なんだわ。きっと。
もっと鍛錬しなければ
いかんいかん
さぁー雨降る前に庭仕事しよう
ゴマちゃん、ご活躍とご健康をお祈りしています。あの頃の私を支えてくれてありがとう。